アドラー心理学では、普通である勇気=わたしであることの勇気がしあわせな生き方に繋がると考えます。

エッセンシャルな人生を送る駐在妻・ママが夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

「わたしであることの勇気」を持とう!

誰しも「承認」を求めてきた

私たちは幼い頃から、勉強や運動、音楽など、他の人よりも秀でていると褒められ、他の人よりも出来が悪いと叱られるというパターンの育てられ方をしてきたことが多かったと思います。(もちろん一概には言えませんが)

そんな環境の中で育った私たちは、頑張ることで「褒められる」、もしくは投げ出すことで「叱られる」という、親や大人からの【承認】を求め続けて生きてきました。

大人になった今は、親や周りの大人の【承認】なんて必要としていないと感じるかもしれませんが、尊敬する人から認められることを求めたり、憧れの人が自分のことを褒めてくれるともっと褒めてもらえるように頑張ったり、この「承認欲求」は誰しも多少なりともあるかと思います。

「承認」には終わりがない

他人に褒めてもらう、認めてもらう、(叱られるという形で)注意を向けてもらう。こうした「承認」は他人の反応によりけりでこちらは浮き沈みすることになります。

そして「もっと認めてもらいたい」「もっと褒めてもらいたい」と、一生終わりがないとも言えます。要は「他人軸で生きる」生き方になるわけですね。

自分の価値を自分で決める

でも本当はそんな生き方誰もしたくないはずです。他人軸ではなく【自分軸】で生きていきたい。そのためには、自分の意志で自分を承認する自分の価値を自分で決める

その時、特別である必要はなく、自分のありのままでいい。そんな自分に居場所がある。「その他大勢」としての自分を受け入れる勇気を持つことが大切と考えます。

「幸せになる勇気」岸見一郎、古賀史健著でも書かれていました。『「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置くのです。それがほんとうの個性というものです。』P.153 「あなたの個性とは、相対的なものではなく、絶対的なものなのですから」P.154

人と比べることで自分を保つのではなく、ありのままの自分に自分が価値を置く。そんな普通である勇気をもって生きませんか?