人は困った状態に陥ると「どうしたらいいのだろう」とその状況を解決する方法を考えますよね。
駐在生活で困ったこと・人間関係で何とかしたいことがあった時もそんな風に考えるかもしれません。
でも、アドラー心理学をベースとした湯本のコーチングでは、最初から「どうしたらいいのか」の”HOW”に飛びつきません。
家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。
なんとかしたいことがあった時に、ノウハウよりも「軸」を大事にしたい理由
困ったことをそのまま何とかするのがコーチングではないんです
例えば、最近太ってきたのでダイエットが必要だと思っているのだが、ついつい食べてしまって全然ダイエットできない、というケースだったとします。
そんなお困りごとを相談されたとき「じゃ、ダイエットが出来るようにどうしたらいいのかを考えましょう!」というのが私たちのコーチングではないということです。
え?コーチングって、目標立てて、それに向かって、期日までに宿題やって、というのじゃないの??と思った方もいらっしゃるかもしれません。
じゃ、どうするの?
私たちアドラー心理学をべースとしたコーチングでは、まず、あくまでそのお悩みの奥にある「目的」を知りたいと思っています。
ダイエットをしたいと思ったきっかけ、ダイエットをしたいと思ったシーンを具体的に思い返してもらい、その時の心境・感情を味わい直し、その奥にある価値観を一緒に探します。
そうすると「ダイエットをしたい」と思った先に本当に望む未来が見えてきます。誰しも、ダイエットをすること自体が生きる目的じゃないですものね。
その「本当に望む未来」が見えたところで、じゃ、その目的を達成するための指標を作り、そのために出来ることを探していく、という手順で行っていきます。
そうすると、結構「ダイエットを成功させる」ということだけが、やるべきことじゃなかったりもするんです。
HOWばかりを考えがちになってる時こそWHYを大切にしたい
手段(=どうすれば?のHOW)ばかりを考えがちになってる時こそ目的(=なぜ?WHY)を大切にしたいんです。それは、なぜ?の先には自分軸となる自分が大切にしたいことが必ずあるから♪
もちろん、手段(ノウハウ)を考えることも大切ですが、その前に目的、からの「自分軸」を考えること。そこから始めたいですね♪