駐在ママがアドラー心理学を学び、それを実際の生活で活用できると、駐在中の狭い人間関係が豊かな人との出会いに変わり、駐在期間という特別な時間を自分のステージアップのために活かすことが出来、駐在後の人生が駐在前よりラクでしあわせで豊かになります。

というわけで、特に周りを大事にするがばかりに自分のコトがないがしろになりがちな駐在ママがアドラー心理学を知っておくと、よりラクに・より幸せに生きることができる無料レッスンをお届けしています。

家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。

 

自分軸を確立して駐在先でも本帰国後もしあわせを手に入れたい時に読んでほしいコラム

「自分ではどうしようもないと思っていた駐在ママの自分の人生を舵取りしていく~駐在ママも人生の主人公~」←今日はコレ

「自分の【外の世界】で起きていることは、自分の【こころの中】を映し出してる~自分の『メガネ』で世界を見ている~」

「みんな『より良くなろう』としている~駐在先で落ち込むことがあるのは、そこに成長の可能性があるから~」

 

自分ではどうしようもないと思っていた駐在ママの自分の人生を舵取りしていく

私の人生なのに私のものじゃないみたい?

駐在ママがこれまで経験された人生を振り返ってみると、独身の時には自分の自由に時間もお金も手間もかけることが出来たところから、、、。

結婚して、住む場所が変わったり・夫との時間を考えて自分の時間の使い方を工夫するようになったり。

妊娠すると、仕事の内容を変えたり・育休中は社会から置いてけぼりになった気持ちになったり。

育休復帰した時には、これまで以上にパフォーマンスをあげないとと思ったり。

そして唐突に夫の海外駐在が言い渡されて、これまで日本で築いてきたキャリアや人間関係、そして子ども関連でのPTAや習い事・地域のことなどすべて一旦切り離されて、またゼロベースで新天地での生活をスタートする。

「人生なんて、最初からは見通せない、わからないもの」って当然のように言われていても、実際に生活基盤から・人生設計そのものをざっくりひっくり返されると、自分の人生に対する″自己効力感”を失ったような感覚になるのもわけないと思うのです。

 

駐在ママも人生の主人公

そんな駐在ママの人生観を考える時にも、アドラー心理学はめちゃくちゃフィットし、かつ自分の人生を自分のものにしていくものなのでご紹介しますね!

アドラー心理学の考え方の一つに「自己決定性」という中でも重要な考え方があります。人生いろいろなことが起こるけれども、それに対してどう解釈し意味づけしていくかは、すべて自分が選び決断していると。

とてもシビアな考え方とも言われることがありますが、一方で私は他者や環境や運命に左右されるよりも、自分で選べると考えた方がずっと自由度が高まるし、その方がやる気・モチベーションにもつながる!と思うのです。

例えば、私自身2008年に夫が中国駐在が言い渡されたとき。その日は月曜日だったのですが前日の日曜にようやく新居へ引っ越しを終えたばかりだったんです。育休復帰に向けての保育園・義親との近居など色々考えたうえでの引っ越しだったので、その直後に赴任の話でただならぬ運命のいたずら?!を感じました。

新築の新居には夫は3か月しか住まないで中国へ、そして私自身も育休復帰は約束通りしたのち、半年後には帯同のために退職することになりました。

でも、その時に「わたしばっかり犠牲になる人生・・・」と捉えることも出来れば「駐在先での生活は日本にいたらなかなかできない。このチャンスに得られるものは何か?」と捉えることも出来るわけです。

そう、人生の荒波にのまれることも出来れば、自分でかじ取りして進みたい方向を決めて進むことも出来るんです。もちろん、それは陸地にいた時のように快適にスムーズに進めるものではないかもしれませんし、終着駅が見えていてレールの上を走るものとも違うかもしれません。でも、自分で捉え方・考え方を選ぶことができるのは確かです。