駐在ママがアドラー心理学を学び、それを実際の生活で活用できると、駐在中の狭い人間関係が豊かな人との出会いに変わり、駐在期間という特別な時間を自分のステージアップのために活かすことが出来、駐在後の人生が駐在前よりラクでしあわせで豊かになります。

というわけで、特に周りを大事にするがばかりに自分のコトがないがしろになりがちな駐在ママがアドラー心理学を知っておくと、よりラクに・より幸せに生きることができる無料レッスンをお届けしています。

家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。

 

自分軸を確立して駐在先でも本帰国後もしあわせを手に入れたい時に読んでほしいコラム

自分ではどうしようもないと思っていた駐在ママの自分の人生を舵取りしていく~駐在ママも人生の主人公~

「自分の【外の世界】で起きていることは、自分の【こころの中】を映し出してる~自分の『メガネ』で世界を見ている~」←今日はコレ

「みんな『より良くなろう』としている~駐在先で落ち込むことがあるのは、そこに成長の可能性があるから~」

 

自分の【外の世界】で起きていることは、自分の【こころの中】を映し出してる

出来事は同じでも解釈は人それぞれ

人は自分の考え方・ものの捉え方が一般的だと思う傾向があり、「こういう場合はこうでしょ」と当たり前に思っている前提があります。

でも、アドラー勇気づけ勉強会(オンラインELM講座)でもこの内容についてお伝えしていますが、人はそれぞれ10人いたら10通りの見え方・解釈で同じ出来事を見ています。

例えば、電車の車内で化粧をする女性がいたとします。その女性を見て「はしたない」と思う人もいれば、「時間短縮を上手にしているな」と思う人もいれば、はたまた「動く電車の中で細かい作業をする器用な人だな」と思う人もいるかもしれません。

「えへん!」と咳払いをした中年男性を見て、「あれ?何か悪いことした?」と自分を振り返る人もいれば、「なに偉そうに!」と怒り出す人もいるかもしれません。

自分の『メガネ』で世界を見ている

人はみな、主観の世界で生きています。自分の見たいように世界を見ているのですね。

先ほどの咳払いの例のように、自分の中で何か後ろめたいことがあると、人の咳払い一つにも反応して「責められている」ように感じる。つまりは「外の世界(中年男性の咳払い)は、自分のこころの内(うしろめたさ)を映し出している」んですね。

駐在先での困りごと・悩み事も、そう考えると自分の「メガネ」を通してみている世界であることに気付く方もいらっしゃるかもしれません。なので、人間関係も、気にならない人もいれば、気にしてしまう人もいるんですね。

不都合だったら変えていこう!

アドラー心理学では「イイ」「悪い」で判断しません。このメガネの件に関しても、こういう見方が「イイ」・こういう見方は「悪い」といったジャッジはしないんです。「悪い」とジャッジされたメガネをかけてる人は凹むばかりですものね・・・。

じゃ、どうするかというと、「便利だったらそのままに」「不便(不都合)だったら変えていこう」という考え方です。

自分が自分に対して持ってる見方、世の中に対して持ってる見方、こうあるべきと思ってるカタチに対する見方がゆがんでしまって不便(不都合)だなと思うようであれば、変えていけばいいんですよね。

例えば、「いつもあの人は私のことを悪く言う」と悩んでいるとしたら、本当に「いつも」なのか、本当にあの人は「私のこと」を「悪く」言っているのか。

もし思い込みであればそれをゆるめたらいいし、もしくはそう感じる自分の背景にある想い(本音)にアクセスしてその声をじっくり聞いてあげるのもいいですね。その本音の想いが、本当に望む未来(目的)を教えてくれるので、そのためにどうしたいかを考えたら、意外とスンナリ自分のメガネはかけ替えることが出来たりします。

駐在生活を楽しみたい駐在ママの参考になれば幸いです!