本帰国後の元駐在ママによく聞かれる質問「子育てとひとりビジネスの両立どうしてる?」。もちろん、本帰国後に会社勤めで「子育てと仕事の両立」に悩む方も多いと思います。どちらも共通しているのは「とにかく時間がない」ということだと思います!
本帰国を控えた駐妻/駐在ママ特有の悩み・不安を解消します、家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。
本帰国後の「子育てとひとり起業」の両立、どうしてる?
紆余曲折した本帰国後の働き方から得たもの
湯本自身は、中国からの本帰国後、最初からプロコーチになったわけではなく、周りのママ友同様、まずは近所でパートから始めました。中国での経験を活かして「中国語」と「英語」を活かせる、海外からの観光客が多い大手ホテルチェーンのフロントの仕事でした。
当然、パートタイムは時間で働くので、前月に決まったシフトの時間内は仕事場に拘束されます。それがフロントだと朝から夕方までの時間帯だったので、当時、長男が幼稚園生だったこともあり、より融通が利くバックオフィスの経理に異動し、午前中だけ・午後だけという働き方に変えました。
パートの仕事は確かに毎月シフトに入れればその分のお給料を頂くことが出来るので、安定していましたし、お昼過ぎまで、午後だけなんて働き方をさせて頂いていたコトには感謝しているのですが、それでも家を出て準備をしてシフト時間は拘束されて・・・となると、子どものケアは実母にお願いしたり、ママ友に頼ったりすることも多かったのが実情でした。
子育てもシゴトも自分の時間もめいいっぱい欲しかったから
駐在期間を経て家族の絆が深まり、子育てもしっかりやりたいし、日本に帰ってきたんだから自分を活かせる仕事で収入も得たいし、自分自身の人生を〇〇ちゃんのママ、〇〇さんの奥さんで終わらせずに自己実現を目指したい!
私の場合は、子育てにおけるコミュニケ―ションを学んだ流れでコーチングとアドラー心理学に出会い、そこからプロコーチとしてひとり起業の活動をスタートしました。
「起業」というほど大それたものではありません。開業届を出せば誰でも個人事業主になれるんですから。でも、「自由業」ともいわれるひとり起業のこの自由な働き方は、「この収入だけで食べていかなければならない!」とか「ここで成功しなかったら崖っぷち!」という状況ではない、かつ家族との時間を大切にしたい本帰国後の元駐在ママである自分にとってとても自然なカタチでした。
子育てとひとり起業の両立
無理して背伸びしてひとり起業をしているわけでもなく、子育ても「こうあるべき!」など正しい子育て論を追い続けているわけでもない私の今のワークライフスタイルは、【両立】っていうほどでもないかもしれませんが、【継続性】はあるようです。
自己裁量であるひとり起業は、自分が手を休めれば、すぐ止まってしまうわけですが、周りのコーチ仲間からは「遊ぶようにシゴトを楽しんでるね♪」と言われます。
子育ても、子どもの成長に合わせて子どもたちにも協力してもらい、家事負担を軽減したり、頼れるものは、親も外部サービスも色々検討します。
ただ、自分が忙しくなりすぎると子どもが親に相談しにくい状況を作ってしまう恐れもあるので、子どもがいない時間帯に集中して行うこと、子どもが下校してから行うこと、子どもが寝てから行うことなど、一日に行うことを分散させています。
我が家は土日は仕事をしないポリシーでいるので、その分、平日日中の集中度合いは相当なものです。15分でも時間があったらその間に出来ることを探して一歩でも前に進みたいと思っています。そんな気持ちの切り替え・3倍行動の集中なども、子育てしながら仕事をするママはみんな必須なんだろうなぁと思っています。