最初からあきらめて何もしなかったわけではない。駐在先で帯同家族として出来ることを模索したけど行き詰まりを感じる。。。そんなときもあるかと思います。

家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。

 

もし今、行き詰まりを感じているとしたら・・・

一生懸命、駐在期間を有意義に過ごそうと努力すればするほど

働くことで自己実現したいと思っている女性にとっては、キャリアの中断が大きな痛手だったりするので、駐在先でも色んなカタチでシゴトが出来ないか模索することもあるかと思います。でも、ビザの都合はもちろん、雇用先の都合としても駐在妻を雇うことに様々な壁があって実現しないことも。。。

私の場合、当時駐在妻が現地で仕事をするというのは聞いたことがなく、子育てに即フォーカスしたので仕事のことではないのですがね。

息子をインターの幼稚園に通わせていたので、決して安くはない授業料を払っていたので、出来れば保育時間は日本語ではなく英語で色んな国の子どもと交わる経験をしてほしいと大人の都合で思ったものでしたが、地域柄日本人が多くインター幼稚園とはいっても日本語しか使わないことも。

どんなところでも有意義に、その土地ならではと一生懸命になればなるほど、行き詰まりになると苦しかったりするものですよね。

俯瞰目線で見たら駐在期間もほんの人生の一部

コレ思ったの、実は先日の区のジムでマシンを使っている時だったんです。ガラス張りの建物の3階にあるそのジムでマシンを使う時に外の景色が見えて、歩道を歩いている時とは違った景色が見えるんです。

鳥の目のように斜め上から見渡すので、全体が良く見えてかつ、トラックの荷物の積み下ろしや道路を行きかう人の様子もいつもと違った角度から見るので新鮮でした。

そんな「俯瞰」したところから見たら、一つひとつのことは小さなことであるし、それが全てではなく全体のうちの一部であると感じることも出来たんです。

駐在先での行き詰まりも同じように考えられるんじゃないかと。

俯瞰目線で見たら、駐在先で収入のある仕事は出来ずボランティア活動しかすることが出来ないという経験も、長い人生の中で駐在期間という限られた一部の出来事。当事者としてはそれがすべてのように憤りを感じたり、無力感を味わったりするかもしれませんが、引いたところから見ると新たな捉え方ができることも。

俯瞰目線が持てると、視野広く、客観的に選択・判断することが出来たり、自分自身に心の余裕が生まれたりして、「How(そのためにどうする?)」で解決策に飛びつく前に「For what(それは何のために?)」で目的を意識することができる。

目的が違っていながら手段ばかりを検討しても遠回りですものね。

俯瞰目線を持ったり、目的意識を持ったりするのがニガテな方はアドラー流メンタルコーチと一緒に取り組んでみませんか。