自分自身でコントロールしきれないライフイベントの波をくぐり抜けていく女性だからこそ!オリジナルな働き方が選択肢であっていい。

海外駐在ママのライフデザイン湯本レイナです。

 

ひとり1人オリジナルな働き方があってイイ

変化しつづけるライフイベントの中で働き続けること

私と同世代の今30代後半~40代前半の女性が、学生の時期が終わって社会人として働くことをスタートしたとき(おおよそ2000年前後の頃でしょうか)、最初から「ひとり起業女子」だった方はなかなか珍しいし、新卒の時から「時短」とか、「フリーランス」とか、そのようなケースはあまりないと思います。

最初は男性と同じく肩を並べて正社員フルタイムの仕事をしていた。けれど、時が流れて、結婚・出産・育休を経ていくうちに、男性とは違う働き方を余儀なくされ、同じ女性とも、結婚・出産などの環境が異なると同じようにバリバリ働くことは難しくなる。

そして、夫の地方転勤や海外転勤。「家族一緒が一番」と帯同するためには、自分自身は会社を辞めなければならない。働くことが大好きな人にとっては、苦渋の決断。

本帰国後の働き方でぶつかった壁

でも、実はね。自分のシゴトを辞めて海外駐在に帯同することは、私にとっては、新たな人生のステージの始まり!と思い、正直、新天地で専業主婦として子育てに向き合い始めることを楽しみにしていました。そして実際、現地での生活の中でも楽しみを見つけて過ごしていました。

そんな私の場合は、本帰国後に再び働きたくなった時がしんどかった。子連れ本帰国の場合、専業主婦なので保育園に入れず、保育園に入れないとフルタイムの正社員の仕事には戻れない。

そして、専業主婦として3~5年過ごしてしまうと、その間のブランクが即戦力となることを阻み、企業側としても元駐在妻を積極的に採用する理由がない。

帰国後、幼稚園通いの子どもとの時間も大事にしたい。そんな想いからフルタイムはあきらめ、本帰国後のシゴトはパートで始めたけれど、たとえパートタイムだとしても幼稚園の活動を実親・義親などに手伝ってもらったり、迎えに行けない時には行ってもらったり、と子どもにも親たちにも手間をかけさせてしまっている。

そこまでして、そのパート続けたい?

この自問自答を繰り返した結果、だったら好き得意を活かしてシゴトしよう!どんなところに引越してもできるシゴトをしよう!家族も子育ても大事にしながらシゴトしよう!

そんな想いから、今の考え方にたどり着きました。女性はみんな「オリジナル」な働き方を模索・実現していけるし、変化しつづける女性のライフイベントの中で働くことを喜びにするには、これまでの既成概念に囚われずに自由に働き方を選んでいく必要がある。そう思うのです。