先日の幼稚園運動会でデジタルビデオカメラを撮っていたら、内臓メモリーがいっぱいですの表示が出たものですから。メモリーカードを使うことも考えましたが、データ保存用のハードディスクに保存をしておくことにしたんです。その時に思ったコト。

家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。

 

大きくなると憎たらしいなと思う上の子育児も、未来目線でみると「今ここ」を大事にしたい

今思うとプクプクしてて可愛かったなぁ

我が家には2人子どもがいます。上の子は1歳半で一緒に中国帯同し、駐在中に下の子を上海で出産しました。その年の差4歳半。現在長男10歳、長女5歳(もうすぐ6歳)なのですが、ちょうど中国から本帰国したのが上の子が幼稚園年中組の3学期の時で、その時のデータがそのデジタルビデオカメラに残っていたのです。(内臓メモリーなんだからさっさとHD保存しておけば良かったのですが、笑)

今10歳の上の子が、今の下の子の幼稚園年長さんくらいの年頃の様子ということで、顔つきとか背丈とか、当たり前ですがプクプク丸かったり全体的に小さかったりして、何とも可愛いなぁと。当時も子どもに「かわいいね」と直接よく言ってたものでしたが、ちょうど下の子が生まれてまだ1歳前後の手がかかる時。お兄ちゃんには「しっかりしてほしい」「ちゃんとやることやってほしい」という気持ちが強かったのも否めないんですよね。

上の子育児は常にママにとって新たなチャレンジ

私自身が姉として育ってきていて厳しく育てられた方だと思うので、「ちゃんとさせるのが当然」と思って子育てをスタートさせたこともあり、上の子育児の際は育児自体をちゃんとしなきゃ、間違ってはいけないと思っていました。

だからその時その時の子どもらしさ、自然な可愛さ、などよりも自分の育児の模索の方が必死だったかも。それに比べて下の子育児は2回目ということもあり、適度に手を抜いて、子どもも自分で切磋琢磨して育ち、結果すくすくと育っていたり。

だからといって、上の子の時から完全放置が良いというわけでもなくてね。

未来目線からのメッセージ「今ここを大事にね」

デジタルビデオのメモリーをHDに保存したら、未来から見たときの子どもの様子ってこんな風に見えるんだということに気付いたら、10歳になってずいぶん大きくなったなぁと思う今でさえも20歳になった時にビデオを見返したら「素直で可愛かったなぁ」と思うのだろうということにも気付けるわけで。

だからこそ、過去良かったなぁ、可愛かったなぁというのももちろん嬉しくてほっこりする時間なのだけど、「今ここ」も可愛くて大事なひと時なんだよなぁというのを改めて感じました!