海外駐在ママのライフデザイン湯本レイナです。

以前の記事「プライスレスな思い出の中で、夢が1つ叶いました」に引き続き、もうひとつ今春のバリ旅での気付きをシェアしますね。

損当勘定から解放されたら本質を考えられる

ついつい考えてしまう「損得勘定」

せっかくの機会だからムダにならないようにしよう、とか、せっかく買ったものだから使わなきゃもったいない、とか。

これが旅行中、特に海外旅行だと、その土地の物価の相場、観光客向けだから高い値段設定、そもそもその国の貨幣の価値、などなど、日本とは全然違う。

だからこそ「ぼったくられないように」とか、しょっちゅう実現できることではない海外旅行だからこそ「失敗したくない(すべてスムーズにいきたい)」とか、そう思ってしまう。

今回の旅行でも、何をどうする等の計画をわたしが一手に引き受けてしていたので、家族が満足できるために現地に着いてからも予定をいろいろ考えました。

スケジュールが全て計画されてて、それに沿って行動するパックツアーなら、何も「判断」する必要がないので、「思考の筋肉」は緩んでても大丈夫。

でも、自分で自由に旅をつくる個人旅行だと、今回のような無料アップグレードもあれば、レストラン選びとか、日程に失敗することもめちゃくちゃある。

そんなときに「そうなったらそうなったでイイよ~」「ダメだったとしてもそれはそれでイイよ~」と言ってくれる家族がいるというのは、本当にありがたいことだなぁと思ったりします。

旅行中は価値観を家族とすり合わせる機会の連続

今回、帰りは、我が家でははじめての夜便のフライト。そのためにレイトチェックアウトにはしていたのですが、それを無料の16時までにするか、半日分の追加料金払って18時までにするか、一日分の追加料金払って出発ギリギリの21時までにするか、さーどーする??と夫と現地で悩みました。

で、わたしたちの結論としては「お金でこころの余裕が買える」ならそうしよう!

ということで、一日分の追加料金を払いますと伝えて、出発ギリギリまで部屋を使えるようにして、子どもたちにギリギリまで昼寝をさせました。

結果、帰りの空港では深夜にもかかわらず子どもたちは起きててくれて自分で空港内を歩いてくれて、とても助かりました。(離陸直後に寝てくれましたしね♪)

こんなふうに旅行に出ると、お金の価値観、損得の価値観などを、家族ですり合わせをする機会の連続になります。

だからこそ、旅行の回数を重ねるごとに、家族の価値観もお互い深まり、何か家族で判断しなければならないときにも、お互いがお互いを思いやりながら、検討することができるようになるのだと思う。

そういう意味でも、家族で旅に出るっていい経験だし、必要な経験だなと感じます。