ファスティングの準備食、回復食の時に「まごわやさしい」を基本に献立を立ててくださいね、と耳にするかと思います。「まごわやさしい」ってご存知ですか?

- ま:豆類
- ご:ゴマなどのナッツ類
- わ:わかめなどの海藻類
- や:野菜類
- さ:魚類
- し:しいたけなどのキノコ類
- い:芋類
準備期、回復食の時は、これに発酵食品(味噌、醤油、鰹節、甘酒、納豆、酢の物)とお水をたっぷり2L飲んで頂いています。

そう、いわゆる「和食」をベースに献立を考えると、自然と「まごわやさしい」を網羅することが出来ているんですね~♪
※ただし、準備食・回復食期には動物性たんぱく質を控えたいので、「さ」の魚類は控えます。また通常食であったとしても、大型の魚は海洋汚染の影響を考慮すると、頻繁に召し上がるのはあまりオススメできませんので、たまに少量を美味しく♪出汁に動物性たんぱく質のものを使うのは構いません。
「まごわやさしい」でどんなイイことがあるの?
杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生の著書「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ レシピ」より、「まごわやさしい」の健康効果を引用、ご紹介します。
- 「ま」:体の組織や細胞をつくる良質なたんぱく質が豊富、ビタミンB群を含有していて代謝をサポート、活性酸素に対抗するイソフラボンが豊富
- 「ご」:マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛などが豊富、アンチエイジングに効果的な抗酸化栄養素が豊富、弱った肝機能を強化し、動脈硬化の予防にも効果あり
- 「わ」:ビタミン、ミネラルが多く含まれる、代謝機能を高めるホルモンの材料となるヨウ素が豊富、海藻にしかないフコキサンチンでガン予防
- 「や」:抗酸化ビタミンを豊富に含む緑黄色野菜、免疫システムを活性化させる淡色野菜で体調管理、2種類の野菜をバランスよく
- 「さ」:血液の流れを復活させて、血管の病気を予防、脳の働きを活性化、生きていくうえで欠かせない必須ミネラル「亜鉛」が豊富
- 「し」:食物繊維でお腹スッキリ、免疫力がぐんぐん高まる、カルシウムの吸収を助けて骨を強くする
- 「い」:塩分による血圧上昇を抑制、高血圧を予防、山芋、里芋のヌルヌルが血糖値の上昇を防ぐ、加熱しても壊れないビタミンC
どんなレシピがあるの?
料理ニガテ出身の湯本でさえも、日々の生活に取り入れられています、難しく捉える必要ありません。
一番カンタンなのは「おみそ汁」!もう、日本人に生まれてよかった~!と思うことの一つです。おみそ汁は大らかなので、具材をえり好みしません^^!まずお味噌が発酵食品ですし(添加物が入っていない、麹、大豆、塩のみで作られたお味噌を使いましょう☆)、そこにわかめ、豆腐、キノコ、葉物野菜をいれたら、結構網羅されてしまいますよね♪

基本の重ね煮の「しいたけ・玉ねぎ・人参」を作っておけば、それに蒸したジャガイモをつぶして混ぜて焼いてジャガイモハンバーグも出来ます♪
海藻類はなかなか摂りにくいと思われる方も、海苔を使いやすい大きさにカットしていつも持ち歩けば、おやつ代わりにもイイですし、外食先でもちょこっと海苔を巻いて食べることもできます♪
「ご」のナッツ類は、私はアーモンドやクルミが大好きなので普段はおやつに摂りますし、ゴマはそのままでは消化されずに出て来てしまうということで、使う度に擦って玄米ご飯にふりかけたり、料理に入れたりしています。
発酵食品に困ったら、鰹節を何にでもかけて美味しくいただきましょう!もちろん、お味噌も色んな料理の隠し味になりますし、ドレッシングに使うこともできます。料理の甘み付けにみりんや甘酒(酒粕と砂糖で作ったものではない、米麹を発酵させた甘酒)も活躍できます。
ファスティングの回復期をどう過ごしたらよい?
実際のファスティング回復食期に、ご自身でどんなメニューをつくったらよいのか不安に思われる方には、オプションプランをご用意しています。

”湯本でも作れる!”カンタン回復食メニュー!
一般的に回復食の時に召し上がる方が多いメニューをご紹介するオプションプラン(+2,000円)を用意しました。お申込みの際に選択してくださいね。