我が家は毎年12月上旬になると、東大構内のイチョウのまぶしさに惹かれて、一眼レフカメラを手に写真を撮りに行きます。

家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。

 

毎年やってくること・今しかないこと

桜や紅葉は毎年やってくる

日本には四季があって、気温の変化とともに自然の持つチカラが景色の変化も見せてくれます。暖かくなってきた頃に桜を見ることが出来て、今年ももうすぐ終わりという頃に赤や黄色に彩られた葉に楽しませてもらえる。これは毎年、大体同じ時期に同じような顔でやってきてくれる。

子どもの「今」は、今しかない

一方、そんなイチョウを背景に毎年撮っている子どもたちは、当然ながら年々成長を感じます。

中国から本帰国して今月16日でまる5年が経ちます。下の子はちょうど1歳のお誕生日を迎えた直後でした。それが今、幼稚園年長さんで来年から小学1年生。

駐在ママたちの共通している、家族を大事に生きていきたいという強い想い。これまで自分が頑張ってきたキャリアがあったとしても、愛着がある地域や友人関係があったとしても、夫の海外転勤に帯同して異国の地に小さい子どもを連れて行ったわけですものね。

一方、日本に本帰国すると、勝手知ってる生活、働くこともできる自由、周りの動いているスピードの速さなどなど、「家族を大事にしたい」という想いはありつつも、思わず目移りしてしまうことも多い。

どんなときも「この子のこの瞬間は今しかない」ということは忘れずにいたい・・・。

日本に帰ってきたんだから、子どもをガッツリ預けて、会社勤めでバリバリ仕事をすることもできるんです。でも、毎年同じ顔を見せてくれる東大のイチョウとそれに戯れる毎年変化していく子どもたちを見て、やっぱりわたしは「シゴトも子育ても自分も全部手に入れる」働き方を、その時々でカタチを変えながら、その時々で最善のスタイルでやっていきたいと、改めて感じました。

昨日は娘の6歳の誕生日でした♪健やかな成長に感謝して、彼女が自立した人生を送るという育児のゴールに向けて、母として出来ることをこれからもしてあげ続けたいなと思っています。