何かに挑戦していたり、逆に何もかもうまくいかなくて停滞していたりするときって、うまくいっている人・ラクラクとクリアしている人と自分を比較してしまうことってよくありますよネ。
例えば、駐在先での子育てで、自分はすぐにイライラしてしまうのに、同じく子育て真っ最中の他のママは子どもと楽しそうにイキイキと暮らしている、とか。
駐在先ではVISAの関係で仕事が出来ないので、これまで仕事で自己実現をしてきたワーママが自分の無力感に苦しんだり、無価値であるように思ったりすることがある一方、自らコミュニティを立ち上げて同じような仲間と共に有意義に駐在期間を活かしている人を見ると、自分は何もしていないと思ったり。
どちらも誰かと比較して、自分が苦しくなってしまいがち・・・。そんな時、どうしたらいいんだろう?先日、コーチ仲間との打ち合わせでヒントをもらいましたのでご紹介します♪
家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。
「人と比べてしまう、が最近なくなってきた」と言っていた人が教えてくれた秘訣は
人と比べているようで、実は理想の自分と比べていたんです
よく「あの人はこんな風に出来ている。それに比べて私は・・・」と、比較するときって誰か他の人と比べていることが多いかと思います。
でも実は、私たちは「あの人のようになっていたい、理想のわたし」と「現在のわたし」とを比較しているんですよね。その理想の自分と現実の自分のギャップに苦しんでいるとも言えるかと思います。
なので、どうしても目についてしまう比較しちゃう相手がどうであれ、本当は関係ないのです。自分自身の【現実】と【理想】、要は自分自身の「スタート地点(中間地点)」と「ゴール地点」というだけなのですから。
目指したい理想の自分をどこに置くか
2月から始まる「一番わかりやすい☆アドラえもんと学ぶアドラー心理学」で一緒にオンライン勉強会を開催するコーチ仲間・阿久津大樹さんとの打ち合わせで、阿久津さんは「アドラーを学んで良かったと思ったコトの一つは、人と比べなくなったってことですね」と仰っていました。
でね、人と比べてしまう時にどう考えるかは2パターンあると思っていて、比較してしまう人(他人)が自分が少し手を伸ばせば届くところの人の時は「自分はダメだ~」と思ってしまいがち。
一方、ものすごく遠いところにいる目指したい存在の人(他人)と比較する(そこをゴールとする)場合、「自分はダメだ~」と思うことはあまりなく、そのためにどうしたらいいか、に思考が向いているのことが多い。
例えば、歌が上手くなりたい人が、「自分なんかもうダメだ」と思ってしまうのは、自分よりちょっと歌が上手い人を見ている時(比較している時)。
でも、世界的に有名な歌い手のようになりたい、とか、歌の世界を飛び越えて違う業界だけれどこんな人みたいな人生を送りたい、というゴール(目指す自分)を設定するときは、「自分なんかもうダメだ」というよりも、目指したい自分にワクワクして何から始められるかなと考えられてると思うんです。
つまりは「人と比べる・比べない」が問題ではなく、「どこに理想の自分(目指したい自分)を設定してあげるか」、それが重要なんじゃないかなと思います!