自分では当たり前と思っていることも、意外と歪んでみていることだったりするんです。

エッセンシャルな人生を送る駐在妻・ママが夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

「本当にそうかな?」自分で自分に問い直す

人それぞれの捉え方がある「認知論」

私たちは1人1人自分特有のものの見方で世界を自分を見ています。

青いメガネをかけている人は青い世界が見えるし、黄色いメガネをかけている人には黄色い世界が見える。客観的な事実はなく、ただ主観的な解釈・意味づけが存在すると考えるのがアドラー心理学でいう「認知論」です。

お互いに相手の認知は自分の認知と違っていることを認めてたら、どちらが正しい・間違っていると判断することなく、どちらに寄せることもなく、自分と違う相手を尊重するのが大事と考えます。

自分のものの捉え方で苦しんでいたら

もし自分の考え方や物事の捉え方によって、あなたが苦しめられていたり、不便を感じていたりしたら、その捉え方は「歪んでいる」のかもしれません。

人は誰しもある程度の「歪み」を持って物事を見ています。先ほどもお伝えしたように「主観的」に見ているからです。これまで生きてきた人生で培ってきた、「より善いと思われる」ものの見方・感じ方だからです。

ですが、「歪み」が酷いと自分を苦しめることになります。それを「ベイシック・ミステイク(基本的な誤り)」と呼びます。ベイシック・ミステイクには以下のようなものがあります。(「アドラー心理学ワークブック」 岩井俊憲著より引用)

  • 決めつけ
  • 誇張
  • 過度の一般化
  • 単純化
  • 見落とし
  • 誤った価値観

そんな時どうしたらよい?

ベイシック・ミステイクに陥った時には、何よりも「本当にそう?」と自分で自分に問い直すことをオススメします。

ベイシック・ミステイクは言ってみれば「過度な思い込み」。そこの陥っている時には非常に自分特有の世界にはまり込んでいるわけです。

そこで「本当に本当にそう?」と問いかけることは、自分をある意味、客観視する=俯瞰することになります。自分事ではなく他人事のように眺めると「歪み」は弱まります。

とてもシンプルなことですが、自分の考え方や捉え方が苦しいと感じたら「ホントに本当にそう?」と自分に問い直す、をゼヒしてみてくださいね。