駐在ママがアドラー心理学を学び、それを実際の生活で活用できると、駐在中の狭い人間関係が豊かな人との出会いに変わり、駐在期間という特別な時間を自分のステージアップのために活かすことが出来、駐在後の人生が駐在前よりラクでしあわせで豊かになります。
というわけで、特に周りを大事にするがばかりに自分のコトがないがしろになりがちな駐在ママがアドラー心理学を知っておくと、よりラクに・より幸せに生きることができる無料レッスンをお届けしています。
家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。
駐在中の人間関係に悩んだら読んでほしいコラム
「どんな相手の言動にも左右されない自分をもつ~相手と自分の課題の分離をしよう~」
「相手を変えようとするより、自分が変わると世の中が変わる~捉え方が変わると、行動が変わり、結果が変わる~」
「対立しているように思えるいくつもの自分も、すべて自分だから~邪魔しているように思える自分の声もちゃんと聞いてあげる~」←今日はコレ
「すべての自分を邪険にせずに大事に受け止めることができると、駐在先での人間関係いろいろあっても、どんな相手のことも認めることができる」
対立しているように思えるいくつもの自分も、すべて自分だから
まずはキチンと分離する
本当はコレコレをしたいのだけど出来ないでいる。思い切ってやってみようヨと思う自分がいる一方で、それを止めている自分がいる。そんな風に自分の中に相反する自分が存在することって、セッションで色んな方のお話しを伺っているととっても多くあります。
駐在ママのお悩みでも、「本当は自分は好きなことをしたいけれど、夫の面目もあるから駐在先ではそれを止めてる自分がいる」とか「日本にいる時の自分だったらハッキリモノを言ってたけれど、駐在先でのつきあいの中では人間関係が大事だから言えない自分がいる」とか、結構あるのではないでしょうか。
でも、自分だけで悩み考えている時って、いくつもの考えが一斉に沸き起こるし、一人の自分の中で起こっていることなのでごちゃごちゃになりがちです。
なので、まずはそれぞれの自分をキチンと分けて考えるところから始めます。二つの相反する考えであれば、二つの椅子を用意してあげて、それぞれの居場所をまずは作ってあげるんです♪
邪魔しているように思える自分の声もちゃんと聞いてあげる
よく「止めてる自分」がいる場合、それを解除して前に進めるようにしたい!と思われがちですが、アドラー心理学をベースとしたコーチングでは、どの自分も「排除」したり「除去」したりしません。
それはどの自分も「自分」をカタチづくる大事な要素だと考えるからです。
例えば、日本にいる時の自分ならモノをハッキリ申していたけれど、駐在先では言えない自分がいる、という時、駐在先では言えない自分にも居場所をキチンと用意してその声をじっくり聴いてあげるんです。
そうすると、その自分が大事にしていることを教えてくれます。『駐在先での生活で大事なのは、強い自己主張よりも周りと協力する思いやりの気持ち。ハッキリモノを言える自分だからこそ、相手の気持ちを汲んだうえで、相手も自分も気持ちよいコミュニケーションをとろうよ』例えば、そんなことを教えてくれるかもしれません。
その自分の声を聴いた、もう一人の「ハッキリモノを申す自分」はどう感じ、どう思うのか。その声もちゃんと聴いてあげる。そうしてお互いの共通ゾーンを探っていくわけです。
車にブレーキとアクセルがあるように、アクセルだけでは快適に目的地にたどり着くのは難しいので、ブレーキも適宜使っていく必要があるんですよね。ましてや一人の自分の中で「対立しているように思える」自分たちですので、よーく話し合えば多くの場合共通の向かっていきたい目的が見つかるはずです。
アドラー心理学ではこの考え方を「全体論」と言います。
悪者を作らない・犯人捜しをしないアドラー心理学の考えで、対立していると思っていた自分の中の複数の自分はみな協力し合える関係だったことに気付き、協力し合うとこれまで出来ずにいたことも出来るようになったり!
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