何かを始めても長く続かない。次々と新しいコトに目が移ってしまう。そんな自分にダメを出してませんか?

エッセンシャルな人生を送る女性が夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

「飽きっぽい」それもダメじゃない

「継続は力なり」と言われるくらい、何事も続けていくことでその分野の成長につながるものです。何かを始めた時に、最初うまくいかなくてもそこで諦めてしまうのはもったいない。踏ん張ってやり続けてこそ、見えてくることもあります。ですので、色んなことに興味を持っていたり、ある程度コトを進めてから進行方向を変えたりすることに対して、異議を申し立てられることもあります。

ただ一方で、「これまでやってきたから」という理由で、思考停止になってしまい、新たな一手が打てないという場合もあるかと思います。これまでのやり方に慣れていることから、他の方法を試すのが億劫になっている。新たなやり方で失敗するくらいなら、多少不便でも今の方法の方が確実だから変えようと思わない。そんなこともないでしょうか?

人によっては、職人のように40年、50年と一つの技を磨くことで、その方の能力が世の中に貢献している場合もあります。そんな職人がいるのと同様に、人によっては(職人に比べたら)短いスパンで新たなチャレンジに踏み込むのがもともと素質としてあったり、使命だったりする人にとっては、目標や取り組み内容が変化していくことはごく自然なこと。それを他人がどうこう言うことではないはずです。

要は100人いれば100通りの生き方があるということ。そこに人をジャッジする余地はなく、自分で生き方は選択していくことが出来るのです。興味対象を変えることも、それによって仕事や生活スタイルを変えることも。

逆に言うと、それだけ「自分はこうしていきたい」という軸をしっかり持つことが必要とされます。「飽きっぽい」と言われてそれを不満に感じるのは、実際、自分に飽きっぽさがあると潜在的に感じているということ。他人はどうであれ、自分はこう進むと決めている人は、他人の継続の仕方と自分のそれが異なることも認めている人だと思います。

何が善くて何が悪いというジャッジする見方をゆるめたり外したりすることが出来ると、色んなやり方や考え方を受けとめる寛容さが力となると思います。そのためにはまず、何か出来事があって心が揺れた時に、自分のこころは何を言いたいのか、ゆっくり静かに耳を傾けてあげることからですね。