以前の毎週水曜朝8時発行の「湯本れいなのアドラー流勇気づけメール」でお届けした内容から抜粋します。

私たちファスティングマイスターは、断食(食べないこと)を指導する人のように思われるかもしれませんが、実際には「身体の声がよく聴こえるお手伝いをする人」とも言えるかと思います。

湯本自身、ファスティングに出会う前までは「食べたい物を食べている」つもりになっていました。

が、それが、頭(脳)からの声なのか、身体からの声なのかなど、区別も意識もしていませんでした。

でも、ファスティングを初めて経験した時、回復食期に少しずつ食べ始めたスッキリ大根や柔らかく煮た野菜の味がとても濃く感じて、お味噌汁という日本の誇る発酵食の美味しさに感動したのを覚えています。

それからは、素材の味を大事に食べたいと思い、添加物の入った調味料ではなく、伝統製法の本物の調味料だけでシンプルに味付けするようになり、カンタンでいいから手づくりをするようになり、時短調理のキットも使わなくなり、お惣菜やお弁当も極力買わなくなりました。

でもね

今日のタイトルのように「疲れている時」には、やっぱりこれまでの「頭(脳)で食べようとする自分」がまだいることに気付きます。

子どもの学校関連とか、仕事が連続で続いたりとか、反抗期の子ども対応とかで、精神的にも身体的にも疲れている時って、何か食べたくなってしまう。

そしてそういう時、すぐ食べられるものに手が伸びるので「食事」よりも「お菓子」になりがち。

食を意識して数年経つので、さすがにポテチやチョコを爆食いすることはありませんが、「身体にイイ」と銘打ってるおやつが家にあると結構パクパク食べちゃうことも・・・。

今、ダイエットのためのお食事管理のサポートをしていることもあり、お客様と併走して湯本も今年から、食事も運動もキチンと記録・管理しています。

で、実際それで結果が出てきていることもあり、最近はそういった「身体にイイおやつ」さえも市販のものは買わなくなったのですが、それでも自分で作った手づくりオヤツは家にあるとそれに手を伸ばして止まらなくなってしまうことも。

でも、それらを食べても疲れやイライラは解消されることはなく、もともとおなかは大して空いてないので、食べたことで身体が重くなり、大抵「食べなければ良かった」とあとになると後悔することが多いです。

最初から食べなきゃいいのに、ついつい食べてしまう・・・。

 

この時、自分の中では何が起こっているのか??

恐らく疲れている時、身体の声にアクセスできるほど、気力がなく、頭(脳)で「これまでやってきた習性」「世間一般で言われてる既成概念」に基づいて行動した方がラク!って判断してるんでしょうね。

「疲れてるんでしょ?いつもチョコとか食べてたじゃん!今回もそうしようよ!」とか

「今はこんなスイーツが流行ってるって、テレビの映像で目にしたから、今度自分へのご褒美に食べようよ!」とか

実際は、疲れてるんだから、食べずに早く寝た方が本来の自分の身体にとって、ずっと優しい嬉しい行動なはずなのに・・・。

ま、でもね

この自分の中の葛藤さえも悪者にせず、そんな葛藤の中から得られたことから、また次に「疲れた~!」って場面が来たら、自分の身体が本当に喜ぶことは何かを、「疲れの惰性で選ぶ」のではなく、「自分自身が選ぶ」で、ちゃんと出来ることが大事だと思います!

これは食べることのみならず、人とのコミュニケーションや継続して取り組んでいるコトなどにも言えそうです。

「疲れている時」の自分の傾向を知り、その惰性に流されず、本来の自分の選びたい方向を選べるように準備しておく。

疲れている時こそ「頭(脳)の声」ではなく「身体の声」に耳を傾けよう♪

 

 

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