駐在妻・駐在ママが悩みを解決したい時、色んなサービスがある中で「コーチング」を選んだとしても、このコーチングひとつとっても色々な種類がありますものね。

そこで「湯本の印象」について現在駐在中のクライアントさまが教えてくださいましたのでご紹介します。それは「東洋医学の自然治癒力を活かすような関わり」。要は、薬を処方してくださる西洋医学ではなく、自分のチカラで治していく東洋医学のような、という意味でした。今、なんとかしたいコトのためにコーチングを検討されてる駐在妻・駐在ママの参考にして頂ければ!

家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。

 

東洋医学の自然治癒力を活かすような関わり

問題をなんとかしようとしない

機械が壊れたときにはその問題を追求してそれを修理して正常に動くようにする。それと同じように、コーチングでもクライアントさまからの「なんとかしたい」ことを「なんとかしよう」とするコーチも世の中にはいるかと思います。

一方、私たちのアドラー心理学をベースとしたコーチングでは、クライアントさまの「なんとかしたい」を私たちが何とかしようとはしません。コーチが「あなたは〇〇です」と診断(ジャッジ)して「そんなあなたにはコレが必要です」と課題を与えるようなことはしないのです。

自らよくなっていこうとするチカラを信じて関わる

では、問題をコーチがなんとかしようとしない代わりに何をするかというと、クライアントさまの中にある消えない灯があることを信じ、植物が太陽の方に向かって伸びていくのと同様、人は「よりよくなっていきたい」と思って行動できるチカラがあると信じて関わります。

どんなに大変な苦境に今おかれていたとしてもです。少なくてもここまでよくやってきたよねということをしっかり認め、そして今クライアントさまはどんな体験をしているのかをコーチも同じ目で見ようとし、耳で聞こうとし、そして心で感じようとします。人は人にそんな風に心底、共感・受け入れられた時に、自らの力で課題をなんとかしようと自分を変える勇気を持てるようになります。

結局、人生のマラソンは自分で走らないとならない

夫の海外駐在の帯同経験がある方は特に感じるところかと思いますが、自分で選んだわけでもない駐在先での生活、自分で選んだわけでもない狭い日本人コミュニティの交友関係など、自身のコントロール外のことに囲まれて生活をしなければならない。

そんな駐在妻にとって、解決したい問題を対処療法でなんとかするのではなく、その方自身の中から解決できるようになっていくのが、駐在中の心地よい心持ち、ひいては本帰国後にも「イイ経験だった」と思えることにつながる。

まるで漢方薬のようとはよく言われることですが、即効性よりもジワジワと効く、でも根本からよくなっていく、そんな効果があるコーチングセッションをご提供しています。

要はクライアントさまは自身の人生というマラソンを自身で走り続けなければならないわけで、それをコーチやメンターが代わって走ることはできない。だからこそ、その方自身が勇気をもって生きることができるようにサポート・勇気づけることこそが、メンタルコーチの役割なのではないかと思っています。