コーチングとカウンセリングの違い。簡単には、カウンセリングはマイナス状態からゼロのニュートラルまで回復させる、コーチングはそのニュートラルなゼロから望む未来を実現するためのサポートというイメージです。
でも明確な区別はなく、コーチングセッションでも悩みや困りごとがあったり、勇気がくじかれてたりする時はその勇気が回復するお手伝いをしています。
本帰国後の自己実現のために駐在中に自分の棚卸をしたいなら、現在から未来へ向けての想いをカタチにするコーチングですが、駐在先で対人関係に悩んだり自分の思考のクセを何とかしたかったりする場合は、どちらかというと寄り添い、勇気回復をお手伝いするコーチング、という感じです。
最近そんな「今の私は回復が必要で・・・」という方から「レイちゃんはキラキラしてていつも前向きだから、気おくれして相談しちゃいけないかと思ってた」というような告白頂きまして。でもその後「でも、そんなことなかった。寄り添ってもらえて全部受けとめてもらえて、やっぱり相談して良かった」と頂いたので、本当は相談してみたいけど問い合わせられてない方に、そのお客さまの声をお届けします。
家族を愛する海外駐在ママの「わたしらしい幸せ」デザイン湯本レイナです。
コーチングって前向きでガンガン進む人のためのもの?!
そんなことはありません。悩みを解決したい時にも。
コーチングって、会社の目標達成のためや、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮するために使われるイメージがありませんか。
でも、湯本の実際のコーチングでは悩みや何とかしたいことの相談もよくあります。私自身もマイコーチとのセッションで、自分のセルフイメージのことや以前は家族との対人関係のことを相談したこともあります。
要は「この人には何を話しても受け入れてもらえる」とコーチを安心安全の場だと思っているので、前向きな話しだけじゃなくダークな部分も出せる・そんな自分とも向き合えるんです。
自分が落ちている時、周りはみんなうまくいっているように見える
私もそうですが、勇気を出して発信してみたけど反応がなかったとか、プライベートの対人関係でうまくいってないことがあるとかいう時「自分はこんなにうまくいかないのに、〇〇さんはいつもキラキラしてまぶしく見える」と思ってしまいます。
この辺りの自己開示は、湯本から毎週水曜朝8時に発行しているアドラー流ママ勇気づけメールにてちょいちょい具体的に書いていますが、つまりは誰しもそうなんです。自分が順調・好調でない時には相対的に周りが良く見えてしまう。
でも、冷静になればわかるのですが、誰しも苦労や困難はこれまでもあり、乗り越えるために勇気を出したりしたこともあったはずなんですよね。
からまった糸をほぐしていく
コーチングはカウンセリングとは異なります。けれども、悩みを持っていたり、なんとかしたいと思っていることがある方にとってコーチングとは
- どんなことでも話せる
- 受け止めてもらえる
- 自分の中にある勇気の灯を信じて関わってくれる
- それによって自分のチカラで解決できるように促してくれる
ものです。
駐在中の何とかしたい対人関係のこと、本帰国後の生活の悩みの解決のためにも、コーチングが役に立てますので。