エッセンシャルな人生を送る駐在妻・ママが夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。
誰しもしあわせな人生を歩みたい。けれど、人生には大きなことから小さなことまで色々な試練が現れるものです。
試練を乗り越えることができるかどうかは「その人次第」なわけですが、そんな苦難からの立ち直りを妨げる3つのコトがあると知り、これを意識するかしないかで、乗り越えられる勇気がもてるか持てないかに違いが出てきそうだなと思ったので、今日はそのことについて書きたいと思います。
困難からの立ち直りを妨げる3つの”P”
3つのPとは
心理学者のマーティン・セグリマンは、人が失敗や挫折にどのようにして対処するかを長年研究し、「3つのP」が苦難からの立ち直りを妨げていることを明らかにしたそうです。
- 自責化(Personalization:自分が悪いのだ)
- 普遍化(Pervasiveness:ある出来事が人生のすべての側面に影響すると思うこと)
- 永続化(Permanence:ある出来事の余波がいつまでも続くと思うこと)
例えば、自分にとってあまりよくない出来事が起こった時、「このサイテーな出来事は自分のせいだ。何もかもサイテーだ。この先もずっとサイテーだ。」と思い込むことです。
これは先日お伝えした「ベーシック・ミステイク」の”偏ったものの捉え方・思い込み”と関連しているように思います。自分を責め、一般化(普遍化)させ、単純化(永続化)させているのですから。
ホントにホント?で疑ってかかる(俯瞰してみる)
誰だって困難からは立ち直りたい。でも、それを妨げている3つのPがあるから、立ち直れない・・・。
でも、本当にそうでしょうか。妨げている3つのPを創り出しているのも紛れもなく「自分」であり、それを選択しているのも「自分」なのです。
アドラー心理学では「感情」「思考」「行動」すべてに【目的】があると考えます。3つのPのために立ち直れないのも、自分の中になんらかの目的があってそうさせている、と考えます。
じゃ、そういう時にはどうしたらいいのか?!
先日のブログ記事「自分のものの捉え方が自分を苦しめていると思ったら」でも書きました。
「ホントにホント?」と自分の思い込みに対してツッコミを入れる。問題に吸い込まれ・巻き込まれているのではなく、ちょっと距離を置いて冷静に”俯瞰”して眺めてみる。そうすると
状況を変えることが出来ないことでさえも、自分のモノの捉え方・見方は自由に選ぶことができるわけです。
3Pに悩まされそうになったら、思い出して頂ければ幸いです♪