昨日、コーチ仲間と話をしていて、なぜ湯本が駐在ママをサポートしているのか知りたいと聞かれました。海外駐在ママのライフデザイン湯本レイナです。

 

駐在ママも本帰国したらフツーの人

ここまで駐在ママをサポートしたい!と想うのは

ちょっと前にも駐在ママを応援したい理由を書きましたが(「海外駐在ママを応援したいと思ったきっかけは・・・」)、昨日コーチ仲間につっこまれました。

「こんなに幼稚園PTAでも忙しくて、家でも2人子どもの面倒みているのに、なんでそこまで駐在ママサポートの活動が出来ているの?」

そこで、もっと深く考えてみました。

すると、「過去のわたし」にとってあったらイイなを実現したいという想いと同時に、本帰国後、4年半経ついま感じる「あの頃のわたしは日本で起こっていたこの流れを知らなかったんだ!」という想いからだと気付きました。

いろいろ「特別」ではあったけど

育休復帰をして、0歳児を保育園に入れてワーママをしていたのが、一転、専業主婦になって、でもすぐに海外に引っ越すから、、、と、周りの同世代女性とは環境が異なってくるにつれ、「私のケースは特別だから、一般論は当てはまらない」という感覚を多かれ少なかれ、私は持っていました。

駐在中も、日本にいたらな~と思っても仕方がないので、現地で楽しめること、現地で生活しているからこそ得られることにフォーカスして日々を過ごしていました。結果、子どもをインターに入れて日本の幼稚園教育とは異なる経験ができたり、中国語を学んで使って中国語圏のお友達ができたり、日本でお茶なんて習ったこともないわたしが中国茶のお教室に足しげく通ったりすることができました。

フツーの人になってから考えたこと

誰しもわかっていることですが、駐在期間は限りがあるもの。必ず、本帰国の時期が来ます。

最初は、「ようやく日本に帰れる~!」「美味しいものがいつでも手に入る~!」「いつでも会いたい友達に会える~!」など晴れやかな気持ちでいっぱいですが、そんな日本のありがたい環境も、じょじょに当たり前の日々になる。

そう、それまでは「特別なケース」と思ってた「わたし」が、「フツーの人」になっていくんですよね。

そんな日々の中で、考えさせられたんです。ちょうど私が中国駐在していた2009年、2010年あたりに、日本で、今のわたしが興味があるセミナーや学びの場などがあったこと、その頃から動いている方々は(当然ですが)現在までに経験値をたくさんもってらっしゃるということ。

駐在を経た今だからこそ興味をもってるんじゃない?とか、今からだって経験値を積んでいくことは可能じゃない?とか、いろいろ突っ込みはあるかもしれません。

でも、言いたいことは、駐在中だって、海外にいたって、興味があることに手を伸ばせる選択肢もある中で、「今は現地でやりたいことをやる」ってカードを自分で選んでいるのなら、それでイイと思うのです。

でも、当初の自分は「仕方なく、今は中国で出来ることをする。楽しむ!」って、自分で楽しむことを言い聞かせていたように思える。そんな風に過去の自分のことをふり返ったわけです。

日本に本帰国したら、毎日が目まぐるしく、改めて手に職のための資格勉強をする時間なんてほとんどないのが現状です。日々の生活費も駐在時と比べものにならないくらいかかります。お手伝いさんがいないのですから、全部自分で家事も育児もシゴトもやることになります。

そう思ったら、駐在時期にもっとやれたことはなかったかなと思ったりもするのです。

だったら、環境を用意する

2009年~2012年の湯本の駐在期間は既に5年も前なので、今の海外駐在の環境と異なってきてるかとは思います。それでも、日本から離れている、いつでも何でも手に入るわけではないという状況は、大なり小なり変わらないのではないかとも思っています。

駐在期間も、今後のライフデザインをしていく中で有効に使いたい!資格の勉強、実技の練習、駐在期間に手に入れたものを活かして、本帰国後はシゴトにしていきたい!フルタイムの仕事に戻らなくとも、子育ても家事も満たしながら、自分の好き・得意でシゴトをしたい!

そんなママを応援しています。

駐在期間でも、自分でかじ取りをして人生を加速させる生き方。それを実現していくママを全力サポートするために、これからも色々なカタチでサービスを展開していきたいと思っています!