「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン:ライフトークパートナーの湯本レイナです。

(私もそうなのですが)つい人と比べてしまう・・・という悩みをお聞きした時に考えたことをシェアしますね。

人と比べて「あぁ、私はアレもできていない。コレもやれていない」と思ってしまうこと、ありますよね。SNSを眺めれば、周りの人が楽しそうにしている様子や憧れの人の活躍がどんどん流れてきて、その時の自分がインプット寄りでアウトプットをあまりしていない時ならなおさら。

そうすると余計、今、自分が取り組んでいることへのやる気が削がれて、達成感や自己肯定感も薄れてしまいがち。悪循環ですね。

で、こういうスパイラルに陥りがちな時に、湯本は思いました。「あ、今、わたしは競争原理にハマっているのではないか」と。誰かよりも勝ること、誰かよりもより多く、より早く・・・。そんな”競争”の世界で生きようとしているのではないかと。

4年前にコーチングスクールに通っていた際、かなりがむしゃらに技術と経験を身に付けようと頑張っていました。そんな私を見た先輩コーチは勇気づけの気持ちから「レイちゃんは早くに成功するよ」と声をかけてくれていました。でも、それから現在に至るまでの数年は厳しいものでした。なぜならこの「成功」という言葉に引きずられ過ぎていたように思うからです。

「成功」って何でしょう?

数百人の前で講演会をすること?月商7桁を達成していること?イベントを企画したら数分で満員になること?これらは、コーチ・カウンセラーの先輩方の「事例」であって、必ずしも自分にとっての成功ではないはず。それなのに、自分が「コーチ」になろうと思った時、そういった”先人の事例”が万人に当てはまるという固定概念が自分にある限り、それを達成できないと、「自分はまだまだだ・・・」とか、「自分はコーチに向いてないんじゃないか・・・」とか、自己肯定感がダダ下がりになるのも無理ないですよね。

これまでも人と比較してしまうことについては考えてきましたが、先日の信頼できるコーチ仲間との朝礼で、この自分の中の「成功」観について深堀りしてみました。

私にとっての成功って何だろう?成功した時ってどんな状態になってるんだろう?その時の気持ちは?

そしたら、私にとっての「成功」は、一般的な定義とは異なるかもしれませんが、「はぁ~~~しあわせだなぁ」と感じるコトだと思いました。

うまく説明できない感覚ですが、胎の底から自分のこれまでやってきたこと、家族や周りの関わりがある人、おかれた環境などに対して、満たされてる感覚が持てていることだと思いました。

で、そう思ったら、もう実はすでに手にしているんじゃないかなということにも気付きました。自分とは異なる他人に自分の理想像を描いていると、なかなかそこに到達出来ていないと感じますが、自分自身や自分の状態の中に理想像を描く時、他人と比較することはないですし、他人との競争原理なんてそもそも働かないわけです。

そう、自分にとっての「成功」、自分にとっての「しあわせ」は何なのか。世の中で言われていることではなく、【自分にとって】は何なのか。そこをしっかり持つことが大切なキーポイントなのだと思います。

あなたにとっての「成功」って何ですか?