「”恐怖”出発?」「”好奇心”出発?」なんのこっちゃ?と思われたかもしれませんが、何かをしている時って大きくこの二つに分けられると思うのです。
例えば、育児のことを学び始めたとしたら、そのきっかけは何であったか?湯本の最初の育児の学びは息子が小1の時に嘘をつき始めたことがきっかけで親業を学ぶことから始まりました。これは完全に「”恐怖”出発」ですよね。「息子がこのまま大きくなって非行に走ったらどうしよう!」「私の子育ての仕方が悪いのかな、どうしよう!」「子育てについて全然知らない・わからない。このままじゃきっとダメだ!」などなど。
でも、この「”恐怖”出発」から始まりそれがずっと根強く残っていると、いつまでたっても満たされることはありません。
「まだわかってないかもしれない」「これじゃ充分じゃないかもしれない」と・・・。どんなに学びを深めて、実践出来ていても、自分に対するOKを出しにくく、自己肯定感も低いまま、結果、家族に対しての態度もゆったり構えることが出来ず、せっかく学んだことも子どもとの関係構築に役立たなかったりもします。
また、他の家庭と比較して自分や子どもを責めたり、自分が理想としている子育てではない世界を見るとそれに批判的になったりと、攻撃的・排他的になりがちです。
もともと「よりよい子育てをしたいと思っていただけ」なのに、そしてその理想のために「必死に頑張っているだけ」なのに、なぜか非常に窮屈で苦しくシンドイ生き方になってしまっていた。そんなコトってあるんじゃないでしょうか?
これは子育てだけに限らず、「お金を稼いで裕福になりたい」「よりよい食生活で健康でありたい」「対人関係をよりよくしたい」など、フツーにみんなが抱くどんな想いにも言えること。最初の想いが同じであっても、その後の生き方に違いが出てくるのは、この根本にある「恐怖」「好奇心」の違いなのではないでしょうか。
だとしたら、「好奇心」から始めてみませんか?純粋にやってみたいから、好きだから、知りたいから、学ぶ。それが役に立てばラッキー♪だし、多少役に立たなかったとしても、いい勉強になった!と思うくらいの気軽さで。肩のチカラが抜けると、自然とうまい具合に回り始めます。
湯本自身も色々と学び実践することを頑張ってしまう方なので、「恐怖出発」の方のお気持ちが非常によくわかります。よくわかる分、ある程度学んだものは「手放す」ことが、自分にとって「しあわせな生き方」に繋がることを声を大にしてお伝えしたいと思っています。
また、毎週水曜朝8時に発行している「アドラー流勇気づけメール」(メルマガ)でも、詳しく書きますね。
「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン
ライフトークパートナーの湯本レイナ