以前は「絶対この人とは私、うまが合わないワ・・・」と思っていた人ほど、実は自分にとって大事な存在だったということに気付いたという話を書きたいと思います。

エッセンシャルな人生を送る女性が夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

自分と真逆の人だからこそ・・・

仲良くなれるのは似た価値観の子だった学生時代

学生の頃、女子校に通っていたからか、仲良くなるのは自分と似た価値観の子だったり、自分と馬が合う子だったりしたと思っていた湯本です。その方が対立も起こらず、何事も「そうだよね~」と理解しあえて、穏やかにいられたからだと思います。

結婚したら気付いた真逆の存在のありがたさ

社会人になってからもしばらくはそんな価値観を持っていたかと思います。結婚のように人生を添い遂げる相手もやはり、同じ趣味・同じ価値観を持った人同士だと、きっとどこかで想像していたことかと思います。

でも実際に結婚してみたら、相手は自分とは真逆の発想の人(笑)。私が思ってもみないことをしたり、言ったり。例えば私はムダを許さない家庭で育ったためか、出来るだけムダを省く習性があるけれど、夫は「敢えてムダを経験することも大事」と子育ての中にもその考えを取り入れたりしています。

最初は「え?!」と心が揺れたりしたものですが、今では自分にない発想を家庭に取り入れてくれることに有難いなと思うことも多いです。

本当に大事なことが見えてくる

そんな、家庭内に見る、自分と違った価値観を持った存在を受け入れることができるようになると、自然と家庭の外に目を向けた時にも、自分とは異なる考え・発想・感覚の人ともフラットに意見を交換し合えるようになっている自分に気付いたりします。

私の尊敬する同期のコーチ仲間。毎月顔を合わせてお互いインプットしたことや考えた・感じたことをアウトプット(情報交換)しているのですが、彼女と私は全く異なる発想・発信をしている同志。正直最初に出会った時には、私は彼女の世界の人々とは異物過ぎて(と思い込んでいて)、今ほど近い関係になれるとは思っていませんでした。

けれど、根底では彼女と同じ本質を大事にしていたことから、発信内容や発信の仕方は異なれど、自然と引き合い、自分を守ることなく自分をオープンにして相手の話を聴き、自分の話をすることができる仲になっていました。

そう、自分と異なる相手を受け入れることは、その人の本質(何を本当に大事にしているか)をも見えてくるコトだと思うのです。自分と異なるどんな相手とも近い存在になりましょうと言っているわけではなくてね。「言動」や「自己表現」という外側が自分と異なるからと壁を作ってしまっては気付かない、この「本質」へアクセスできるようにしたいよね、という話でした!