現在、「アドラー心理学勇気づけ勉強会(ELMエルム講座)」のオンライン講座、音声講座を湯本はご提供させて頂いております。アドラー心理学でよく言われる「ほめない・叱らない、勇気づけのコミュニケーション」を学ぶことによって、子育ての場面はもちろん、職場での部下指導、夫婦関係や友人関係など、対人関係のあらゆるシーンで、より自分自身が生きやすく過ごせるスキルとあり方を身につけるきっかけとなる講座です。

その「アドラー心理学勇気づけ勉強会」の音声講座では、2か月間メールで質問し放題♪という特典がついているので、受講生の方から、質問や疑問、感想などを頂くことがよくあります。皆さん、とても熱心に学ばれている方ばかりで、頂くご質問から湯本も学ばせていただくことが多いです。

そんなご質問の中で、先日頂いたものが、他の皆さんの学びにもなる♪と思ったので、シェアしたいと思います(ご質問を頂いた方にもご了承済みです)。


 

「周囲とかけ離れたメガネ」について、自分がそう思った時に、決めつけ・誇張かなどを当てはめて、みるのがいいと書かれていましたが、実際、自分がかけているメガネが普通だと思っている場合、周囲とかけ離れているのかどうかが気づけない場合があると思います。

その場合は、どうしたらいいのでしょうか?


 

さて、あなたなら、どうしたらよいと思いますか?

そう、人はみな、自分独自の「メガネ」を通して世界をみているので、青色の色眼鏡をかけている人は世界が青く見えていて、ピンク色の色メガネをかけている人は世界がピンク色に見えているものです。

その世界の見え方が「便利」なものであれば、そのままで構わないのですが、もし「不便」であれば見直したいところ。ここで言う「不便」というのは、その世界の見え方によって、自分が生きにくいと感じたり、しんどくなったり、辛くなったりするという意味です。

でも、「メガネ」って往々にして、かけていることすら忘れてしまうことってないでしょうか?よく、自分の頭の上にメガネを置いたまま、もしくはメガネをかけた状態で「メガネどこやった?」と聞く場面ってありますよね(笑)。アレです。近くにありすぎてその存在すら意識しなくなってしまうのです。

でも、この「メガネあるある」の時も、一度家族に「ホラ、頭の上にあるじゃん!」とか「何言ってるの?今かけてるじゃない」と言われてそのことに気づいたことがある人は、次に「アレ?メガネどこだっけ?」と思った時に、フト前回そうだったことを思い出すように心がけるかと思います。

それと同じように、自分の行き過ぎた思い込みが自分を苦しめているだけであって、実際の世界はそうでないかもしれない、ということを学んだり、気づけたことがあれば、次回同じようにシンドイなぁと感じる場面にぶち当たった時も「本当にそう?」と問い直すことができるのではないかと思うのです。

「本当にそうかな??」と自分に問い直す。

この「本当にそう?」という言葉だけでも覚えておいて、いつ何時、「不便」に感じることがあった時には、ポケットからその言葉を取り出して自分に使ってみる、というのをやってみたいと思うのです。まずは自分への言葉がけをするという習慣をつけることから、次第に、すぐに思い込みに振り回される必要はないんだということを腑に落としていけるようになるのではないかと思います。

そして、もう一つオススメしたいのが、マインドフルネス瞑想です。

今、世の中に瞑想の種類がたくさんあり、マインドフルネス瞑想に関しても色々な解釈があるかと思うのですが、湯本がお伝えしているマインドフルネス瞑想は、「自分の所作に心を行き渡らせること」。

普段のプラクティスでは、

  1. よい姿勢で座り
  2. 呼吸に意識を向け
  3. 考え事が浮かんだら「考えた」と心の中で呟いて、また呼吸に意識を戻していく

ということを繰り返す。ただそれだけなのです。

意識的に「集中」することでも、「無心になる」ことでもなく、自分の状態に「気づく」ことが最も大事だと思っています。

「あ、自分は今、考え事に囚われていたな」とか、「あ、思考が散漫になってるな」とか、自分の中で起こっていることを、ちょっと俯瞰した場所から眺めることができる・気づけることを訓練するのが、マインドフルネス瞑想だと思っています。もちろん、そのプラクティスを継続していく中で色々と得られるものもあるのですが。

というわけで、自分を苦しめる、行き過ぎた思い込みに気づくためには、「本当にそう?」と問いかけるクセをつけること、そして日頃からマインドフルネス瞑想のプラクティスをしておくこと、をオススメしたいと思います。

マインドフルネス瞑想を習慣化できないよ~という方は、湯本の「自分と向き合うライフコーチング個別セッション」の単発セッションを不定期に継続されるとか、もしくは月1マンツーマン振り返りセッションで定期的に継続される形で、サポートさせていただいています。

また、冒頭の「行き過ぎた思い込み」の話が出てくる、「アドラー心理学勇気づけ勉強会(ELMエルム講座)」については、こちらから詳細をご確認いただけます 。

「アドラー心理学勇気づけ勉強会(ELMエルム講座)」》

オンライン講座、音声講座をお選びいただけます。

 

 

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ライフトークパートナーの湯本レイナ