2020年のコロナ禍のステイホームの期間中に始めた新たな学びが、漢方養生とマクロビオティック。

ファスティングを通じて、「普段何を身体に取り入れるか」の重要性を痛感し、健康美容食育指導士の学びを経て、栄養学も大事だけど、東洋思想が根付いている私たち日本人が日本に住んでいるのであれば、伝統的な身体への心がけを学んでおきたいなと思ったのがそのきっかけでした。

要は「陰陽」や「五行」についても知っておきたい、という好奇心からの学びでした。

ステイホームで家にいる時間が長くなったとはいえ、逆に家族全員が毎日家にいるということは、主婦にとっては毎日3食の用意が必要となって、むしろ普段以上に忙しい毎日でした。

でも、外に出かけて何かをすることができない時期だったからこそ、自分自身の知識を増やす、スキルを上げる、ブラッシュアップさせることによって、また普段通りの生活が出来るようになった時に、より行動範囲が広がったり、視野を広げていけたりしたらいいなぁという想いもありました。

夏までに初級の学びを修了して9月に試験を受け、合格し、秋から冬にかけて少し時間をかけてじっくり中級の学びを深めていきました。

この薬日本堂の漢方講座は、初級で基本的なことが学べるので、それでも十分だったのですが、中級講座ではより「養生」の観点から、よくある身体の不調を起点にどんな漢方やどんな養生が一般的に効果的かを学ぶものだったので、これらの学びは、ファスティングや食育のお客様への還元につながるものとなりました!

全くゼロからスタートの学びだったので、初級にしろ、中級にしろ、学び始めは漢字の羅列に頭がクラクラしましたが、面白いことに同時並行で学びをオンデマンド講座で進めていたマクロビオティックや食養の中でも、「陰陽」や「五行」について出てくるので、双方向からの学び、そしていろいろな角度からの学びが、より頭の中に定着しやすくしてくれましたし、自分の中での「中庸」を作ってくれたように思えます。

そう、食の学びって、ともすると「こうすべき」「こうすべきではない」の二元論になりがちで、対立を生みがちな世界。

でも、ひとつのコトだけを一心に学んでそこに傾倒するのではなく、色々な角度から学ぶと、どれも客観的に見ることができて、その中で自分は何を選ぼうかという主体性を生むことができます。食のコトのみならず、何か一生懸命に学ぶ時には、こうした「俯瞰目線」って大切なように思います。

漢方も食養もマクロビも一気に学び進めるのはちょっと欲張りだったように思われるかもですが、そういう意味では(大変でしたが)いい経験になりました。

漢方に関しては、処方できるようになるのを目指しているわけではなく、薬膳について学ぶために漢方の基礎を学んでいたので、この春から始まる薬膳コースも楽しんで学んでいきたいと思います!

 

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ライフトークパートナーの湯本レイナ