丁寧な暮らしをしていく中で、色々と気になることは出てきます。その一つが環境問題。

毎日、ヒトが生活していれば、どうしてもゴミが出てしまうし、水や空気も汚してしまう。日本は技術が進歩して、昔のような環境汚染を垂れ流しするような国ではないけれど、それでも家庭からの排水、ゴミが汚染の多くを占めると言われていることを考えると何とかしたいと感じます。

思えば、小学生の頃。もう20年以上前のこの時期から環境問題は社会問題として取り上げられてきました。その時の自分はとても悲観的で、「こんな地球に未来はない。自分に子供ができたらその子供が可哀そう。だから子供は生まない」なんて幼いながら思ったりしていました。

でも、実際に大人になって家族が出来て、目の前にいるわが子の将来のことを考えることを逃げられなくなりました。じゃ、今の自分はどうするべきか。こうした社会問題に関してどのような姿勢で向き合うか。

私は家でフツーの主婦としてできるコトをやろうと思います。

例えば、コンポストをするようになり少しでも生ゴミを減らすことでゴミを燃やすエネルギー削減に。お店でもらうレジ袋もお箸もスプーンも有料になる前から不要である旨伝える。食器洗い洗剤は調べられる範囲でできるだけ環境にやさしいものを。化繊スポンジは使わず土に戻る素材のものを使う、もしくはびわこふきんのような木綿の布で洗う。衣服洗剤も水と竹炭の素材のものを使う、食器についた油は流さないで拭き取る、タワシとお湯を使って洗うを活用してなるべく洗剤自体使わない、などなど。

「〇〇問題」などの社会問題に対して「怒り」が根底にある発信は、どうしても対立を生みがちだと思うんです。でも、よく見る社会問題に問題提起されてる「〇〇活動家」の方々の大方はこのような方に思います。そうすると、どうしても私は賛同しがたく感じてしまう。

それよりも、自分たちが目の前の小さなことでもいいから、できる事から取り組むことをやっていこう、そう思ってやっています。地球上に人間が生きている限り、いろんな問題は起きうると思うのです。それをゼロにすることはできなくても、何もしないよりも今自分ができる範囲でできるコトを精一杯やる。それが未来を生きる子供たちに今の私たちができることかなと。

 

「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン

ライフトークパートナーの湯本レイナ