働きながら子育てしているママは、自分のシゴトの他にも気になることが常に付きまとうもの。その一つはお子さんの勉学面だったりするかもしれません。

エッセンシャルな人生を送る女性が夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

自分の仕事が上向いてきたら、子どもの成績が上がらない・・・どうしたらイイ?

先日、フリーランスで働いている子育てママとの会話の中でこのような話題になりました。「自分の仕事が上向いてきたら、子どもの成績が上がらない・・・どうしたらイイ?」

会社員ではなく、自分自身の仕事への姿勢や熱意が収入につながるフリーランスだからこそ、常に仕事への不安や心配はついてまわります。そんなフリーランスで働く方にとって、お仕事が上向きになってくるって、ご自身の努力がこれまで相当あった賜物であろうし、何よりやはりご自身の提供するサービスが世の中に認められることは嬉しいもの。

そんな頑張る働くママの仕事が上向きのときに、一方で「ママ」である女性にとって一日のもう半分を占める家族との時間も大切なもの。家族構成にもよりますが、年齢的に勉学面で頑張る時期のお子さんを持つママとしては、お子さんの成績結果にも一喜一憂してしまいますよね。

自分の仕事がうまくいくために、子どもとの時間を犠牲にしてしまっていないか・・・、もっとママが子どもに時間を使ってあげられていれば子どもの成績がもっとよくなっていたのではないか・・・。そんな風に自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

そんなママに必要な考え方は・・・ズバリ「課題の分離」

まずは実際にお子さんのことをよく観察してみましょう。しっかり勉強出来ている時と出来ていない時とあるかと思いますが、どんな時に勉強出来て、どんな時に勉強出来ていないのでしょうか?そこにママの存在はどのように関わってくるのでしょうか?

お子さんの年齢にもよりますが、成績が問われる年頃のお子さんとなれば小学校中・高学年以降の年齢。その頃の勉学といえば、お子さん自身の取り組みがキーになってくるかと思います。

子どものことは、ママにとって自分のコトのように苦しく心配になるのも自然なことではありますが、「成績に関しては子どもの課題」そして「それを心配するのはママ自身の課題」と課題を分けて考えてみましょう。

一方、課題の分離の考え方の中には「共通の課題」というものもあります。親と子一緒に取り組む課題と捉えることができるものですが、子どもの成績に関して共通の課題とするのであれば、それは子どもとそのことに関して話し合う必要があるかと思います。

勉強するのはもちろん子ども自身。なので、その勉強の仕方において、どのようにママが関わることが一番子どもが目的を達成するのにあたって役に立つのか、そして今後さらに大きくなった時に一歩一歩子どもが自立していくにあたって、どのような関わり方をママとしてしていきたいか。

「今ココ」が大事、とよくお伝えしていますが、「今ココ」だけを見てすべてを判断するというよりも、今後のことも視野に入れたうえで、「今ココ」ではどうしていきたいかを考えるのが大事なのではないかと思っています。

子どもとの関わりを考えるうえでは、やはり最終ゴールである「子どもの自立」に向けて親は関わっていきたいと思っているので、そんな風に視野を広く持って子どもの勉学面を考えた時、ご自身の仕事が上向きになっていることはお子さんの成績とは別問題であることが腑に落ちることと思います。

頭ではわかってもなかなか実生活の場面でそう思えないことがある・・・。そんな場合は、セッションで話してみませんか?全肯定勇気づけセッションでも、マインドフルネス瞑想を取り入れたセッションでもお話し伺えます。