「本当の自分」って、どんな自分かご存知ですか?

エッセンシャルな人生を送る女性が夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

本当の自分を取り戻す

「私ってこういう人だから」という”自分像”

誰しも持っているかと思います。例えば「私は計画的に淡々と行動する方で、どちらかというと情熱とかあまり表に出さない方」だとか、「私は大勢の人と関わるよりも、少数精鋭で深く狭くが合っている」だとか。

コレどちらも私の例なのですが(笑)、先日の数霊鑑定にてこれらひっくり返されてしまいました!私の名前(旧姓)からの鑑定結果は「情熱と直感」「継続と拡大」だそうで、自分が考えていたイメージと真逆だったのです・・・。

面白いことにこの鑑定を紹介してくれた仲間は、私から見ると感性豊かで大胆というイメージだったのですが、彼女も鑑定結果は真逆で「ロジックと優先順位」だそうで・・・。

本来の自分と真逆に生きようとする私たち

そう、こうしてみると、確かに私たちは「本来の自分」とは真逆に生きようとしていたことがわかります。でも、わざわざそんな生きにくい方向になぜ行くの?と思いますよね。

「本来の自分」を一番表に出せていたのは、おそらく多くの人は幼少期や子ども時代。思ったことをそのままやってみたり、言ったりしていた時分ですね。で、その時に周りの大人(多くの場合、親)からの反応があって、それに順応させるように自分の考え方や行動をカスタマイズしていくというのを繰り返して大人になってきたのですね。

親や周りの大人が、子どもの行動や発することをそのまま受け止めて、のびのびと成長させてくれたら、本来の自分を持ったまま大人になっている人も中にはいるかもしれません。

が、多かれ少なかれ、子どもは大人になる途中で、大人と価値観の衝突があり、子どもは独りでは生きていけないので、生き抜くために周りの大人の価値観に順応させてきたわけです。

多くの大人は”極端”に振れることを嫌がります。子どもが「本来の自分」をそのまま出すと、大人にとってそれは眩しすぎで、「”無難”路線に戻るよう」にと注意したり促したりします。要は【真逆】の方向性を示唆されるわけです。

これらを繰り返すうちに、真逆の方向性にもかかわらず、自分ってこういう人間という枠にしてしまうのだと思います。

真逆の方向性に進んできたのもイイ経験だった

じゃ、これまでずっと真逆の方向に頑張ってきたのは意味なかったのか?!というとそうでもないと思うんです。

本来の自分が目指したい方向にエネルギーを向けるのは、もちろん誰しも認める良いことですが、その真逆の方向性に進んだ経験こそが、本来の自分にさらにエネルギーを与えて、「今の自分」を創り上げて来てくれた。そう思うと、真逆の方向性に頑張ったことも、非常に大事な役割があったんだと考えることができます。

両方の方向性を知っている・理解しているからこそ、幼少期に持っていた「本来の自分」よりも成長した「本来の自分」に出会えるのではないかなと思っています。