「ファスティング前後の「準備食」「回復食」は大切だけど、それ以外の時の食事はどうしていますか?」時折、そんな質問を頂くことがあります。

5日間ファスティングなどの後は、胃袋も小さくなっているためか、これまでの量を食べるのがシンドク感じることがよくあり、通常食になってからも3食のうち1食をファスティングドリンクで置き換えたり、梅醤番茶を飲んでから軽くぬか漬けを食べたり、甘酒にチアシードとクコの実を入れたものを食べたり。

成長期のお子さんはともかく、40過ぎた私たち世代は健やかに過ごすために小食が望ましいこともあり、1日3食ガッツリよりも、自分の身体の声に耳を傾けて1日2食の方が心地よく感じることがよくあります。

この「1食置き換え」は、いわゆる「半日ファスティング」であり、「16時間断食」とか、最近は「インターミッテント断食」とも言われている方法です。一日24時間のうち、固形物を食べるのは8時間で、あとの16時間は固形物は食べない。ただそれだけです。なので、完全断食ではない分、普段の生活に取り入れやすい断食。湯本はたいてい、子供たちが学校へ行く朝8時から夕方16時までの間に、遅い朝食と、遅い昼食を食べるのが習慣になっています。

固形物を一定時間摂り入れないことで、「消化」ばかりにならずに「代謝」に酵素を使うことができます。そんな代謝の時間を毎日、意識的にしっかり確保することで、日常の通常食の日々の中でもファスティングの良さである「代謝」を身体にさせてあげられるのです。

この習慣の良さを他の人とも共有したいな!という想いで、「半日ファスティングを一緒にやってみたい方いませんか~?」と呼びかけたところ、これまでファスティングに興味はあったけど、なかなか数日間全く食べないなんて想像できなくて!という方から、「半日ファスティングなら挑戦してみたい!」とのお声を頂き、一緒に取り組んでみました♪

これがすごくよかったんです!

やっぱり一人でやると、どうしても自分に甘くなってしまうところ、仲間がいることから「みんなも頑張ってるんだし、私も意志を固く持とう!」と、決めた時間内で食べ終えてそれ以外は食べないようにしたり、1日2食の食事内容があまり良くなかった時も、みんなに報告することで、また次の日からは気持ち新たに取り組もう!という気持ちになれたり。

仲間の威力はスゴイ!

実は、私自身もこの半日ファスティングをしっかり3週間続けたのは、今回が初めて。これまでは週何回かはできても、そうでない日もあったりしていました。でも、今回は実際に3週間ずっと16時間断食を継続したことから、ある体感を得ました。

それは「食べない時間帯に身体がどんどんラクになっていく」という感覚でした。

一般的に「食べること=美味しいし、楽しいこと」という認識だと思うので、逆に「食べないこと=食べるという楽しいことができない=シンドイ、ツライこと」と思われがちだと思います。

が、むしろ、おなかに入った食べ物は身体にとっては異物。なので、それを消化吸収するには、ゆっくり時間を要します。食べない時間を取らないで、どんどん食べ物を身体に入れていくのは、会社でいうところの、仕事を「速く早く!どんどんこなして!」とせかされて、しかも次から次へと新たな仕事を押し付けられるようなもの。

それよりも、毎日ちゃんと休み時間があって、ゆっくり仕事をこなすのを待っててくれる方が、会社で働く人目線で考えた時にずっとストレスフリーで気持ちよく過ごせることがわかるかと思います。

この16時間食べないことって、身体を大切にしてあげることなんですよね。

しかも特別感なく、日常に取り入れることができる習慣なので、とてもオススメです!あなたも16時間ファスティング(半日ファスティング)、健やかでしなやかな40代女性のライフスタイルとして取り入れてみませんか?

 

「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン

ライフトークパートナーの湯本レイナ