現在、StandFMのライブ配信にて「アドラー心理学を耳で学んで自分のものにする講座」をお昼休みの12時から20分程度、週3ペースでお届けしています。

こちらは、湯本が主宰しているオンラインサロン「今ココを感じてありのままに”失敗を楽しめる”オンラインサロン」の月1勉強会である「アドラー心理学勉強会」の課題本である青い本の「嫌われる勇気」と赤い本の「幸せになる勇気」の内容を、アドラー心理学のキーワードごとにポイントをまとめたものを無料でお届けしている講座です。

そこで、先日テーマになったのが「変われる・変われない」というもの。

先日の記事にて、「人はなぜ変われないのか」についてお伝えしました。

今日は、そんな人の心理を理解したうえで、それでも変わりたい人への勇気づけメッセージをお届けしたいと思います。

変わりたくない、それはあなたが素敵なリソースにあふれている証拠

こちら、毎週水曜朝8時にお届けしている湯本のメルマガ「アドラー流勇気づけメール」でも、先月お届けしていた話ですが、「変わりたくない」と思うあなたには、これまでの人生がとても素敵なものであった証とも言えるかもしれません。

人が変化を寂しく思う時は、愛用していたお店がなくなってしまった時だったり、愛用していたモノが壊れてしまった時だったり、大好きな人との別れの時だったり、上手くいっていたことが通用しなくなったりする時だったりしますものね。

それは裏を返せば、それだけ大好きなお店やモノに囲まれていて、大好きな人とのエピソードがあって、上手くいっていたことがあったということ。変化=失う時には悲しいし、寂しい想いはするけれど、それだけ自分の人生は充実していたんだと思える瞬間でもあるのではないかと思うのです。

なので、そんな悲しい・寂しい時にこそ、自分の人生のプラスの面をしっかり受け止めてあげる。コレって意外と大事なことだったりします。

そして、手放す勇気を持つこと

失うのが悲しい・寂しいと思うということは、自分の人生にそれだけプラスのエピソードを与えてくれたコトなのだと受けとめることが出来たら、「手放す」勇気をもっていきましょう。

部屋のお片付けとしての「断捨離」は、ひと昔前も今も多くの人が行っていることですが、なかなか捨てられない人は「何かの時に役にたつだろうから」と思って手放せないとよく聞きます。逆に捨てることが出来た人からは「なくても大丈夫なんだ、ということに気づいた」という声もよく聞きます。

湯本がサポートをさせて頂いているファスティング(断食)においても同じことが言えます。

ファスティングをしたことがない人は「5日間も食べないなんてありえない!」と思うかもしれませんが、実際にファスティングをしたことがある人の多くは「食べなくても大丈夫なんだと気づいた」という感想を寄せてくださいます。

湯本もファスティングに出会ったことで「なくても大丈夫」という概念を、理屈を超えて体感で腑に落とすことが出来たように思います。

足りないモノを探して「もっと、もっと」と追い求めているうちは、「ないこと」「足りなくなること」が恐怖に感じるかもしれません。逆に、”ある”に目を向け」て、「自分は既に満たされている」心情でいると、「なくても私は大丈夫なんだ、と気づくことができます。

 

変化とはこれまでの自分を手放すこと。それでも私は大丈夫。

そう思えると、変化による不安よりも、変化による楽しみ・ワクワクの割合の方が少しずつ増えてくるかもしれません。

大事なことは、「自分の本音を受け止める勇気」そして「自分の想いを手放す勇気」ですね。

 

「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン

ライフトークパートナーの湯本レイナ