人生40年も生きていると、大体、自分のパターンって決まってくるものです。

〇〇まで行くなら大体このくらいの時間がかかるから、約束の時間から逆算してこのくらいに家を出発すればイイ、とか。

そのためにはこのルートを通っていくのが一番早い、とか。

プロジェクトの期日までにやらなきゃならないことがあるとして、そのために自分だったらどのくらい前から準備しておくと大体間に合う、とか。

好きな食べ物を食べる時には、最後に残しておくとか最初に食べちゃう、とか。

そのやり方の積み重ねで、「自分らしさ」が出来上がり、周りの人から見ても「うんうん、あなたらしいよね」と言われたりもするものです。そこに安心感を求めたりすることも。

 

でね。

 

ここまで積み上げてきたものがあるからこそ、ここで敢えて「Do something different」をしてみませんか?のお誘いです。

私たちは大体このように「成功パターン」を知っているし、持っています。だけど、そこを敢えて、いつもと違うことをしてみる!チャレンジをしてみよう♪♪

 

例えば、先日、コーチ仲間と一緒にランチをした「ベジタリアンブッチャー」(先日の記事)。

一般的にランチメニューを提供しているお店では、ランチセットがお得だし、大体ほとんどのお客さんがそれを頼むと思います。

コーチ仲間たちが頼んだランチセット(バーガーセットやパスタセット)↓

ランチセットだとメインにミニサラダにドリンクもついて、リーズナブルな価格なので、絶対セットの方がお得。

だけど、年明けから、ファスティングではなく食事の管理と運動で減量成功をしてきている湯本は、食事の選択もちょっとこだわりたいと思っていて、グルテンフリーとはいえパスタはおなかに溜まりそうだし、フォッカチャのバーガーはお肉は使っていない(プラントベースの代替ミート)だけど、バーガーな気分じゃなかったので、敢えてアラカルトを2品頼んでみたのです。

湯本が頼んだアラカルト2品↓

せっかくベジタリアンのお店なので、プラントベースの代替ミートのナゲットは頼んでみたいなと思い(本当はミートボールを頼んでみたかったのですが、その日は品切れ涙)、野菜も欲しかったので(温泉卵が乗っていますが、私はベジタリアンではないので全然問題なし♪)アスパラガスソテーを頼みました。

もちろん、これらにはドリンクもつかないですし、ミニサラダもつかず、かつ料金も二つのアラカルトで、ランチセット料金よりもお高くついてしまいました。

損得でいったら、絶対、損な注文の仕方であることは承知のうえで、自分がやってみたいことだったので、やってみた!という感じです。

で、結果、やっぱりランチの後におなかは空いてしまったのですが(笑)、なんとなく自分の中で「やれた感」が残ったのが印象的でした。

要は、「こうするとこうなるってわかってるけど、やってみたい」ということを、今までだったら怖くてやらないできた・・・それに正面から向き合って、どう感じるかを検証することができた!という感じです。

そしたら、「今後、このお店では、やっぱりランチセットの方が、食事として選ぶには良さそう」というように、「損するのが怖くてそっちを選ぶ」ではなく「どっちも経験したうえで選べる自分になった」という自信につながった、自己効力感があがった実感がありました。

6年前にチームフローのプロコーチ養成講座でコーチングについて学んだ時、よくコーチの在り方を日々トレーニングするうえで「do something different」と言われていました。

いつもと違うことをしてみる。自分のコンフォートゾーンを抜け出して違う世界を見てみる。

そうすると、これまでよりも自分の視野が広がり、選択肢が増え、より人に対しても寛容度が高まり、どんな話も聞けるようになる。

 

もちろんコーチング力を高めるだけのためではなく、自分の「魂の成長」のために、こんなランチの一場面のような何でもない日常の中で意識できることってありそうです。

そう、アドラー心理学でも「何でもない日常の日々が試練」と言っています。「試練」というとちょっと大げさだけど、日々私たちは膨大な「選択」に迫られて生きていることを考えると、まさに「do something different」を意識して毎日を過ごすのは、私たちが成長していくのに欠かせないことかもしれませんね。

 

 

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