あなたは何かを質問された時に、すぐに答えが出ないとモヤモヤする方ですか?
エッセンシャルな人生を送る女性が夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。
「わからない」を怖がらない件
すぐに答えられる質問・答えられない質問
「明日の予定は何ですか?」こんな感じのすぐに明確に答えられる質問に答えることは、多くの人にとってさほど大変なことではないと思います。
では、「あなたは人生を通じてどんなことを成し遂げていきたいですか?」という質問だったらどうでしょう?「明日の予定」ほどすぐには答えられないですよね。
このように、壮大な話題だったり、抽象度が高かったりすると、質問に対する答えってすぐには出ないものです。そのテーマを常日頃から意識して過ごしている人にとっても、その瞬間の自分に素直になろうとすれば、ある程度時間をかけて考えたいコトだと思います。
すぐに答えられない質問こそ、自分への大きな気付きをもたらす
人は質問されて答えがすぐに出ないと頭の中に「空白」が出来ます。即解決したいタイプの方にとって、この「空白」はモヤモヤとしていてイヤなものです。
が、この「空白」があるからこそ、ヒトは答えを探そうとアンテナが張り、”スーパーコンピュータ”と言われる超強力なヒトの「無意識」が総動員してその答えを探そうとします。
空白が出来てから、見るもの、聞くもの、感覚として捉えられるもの、心が感じるものなど、すべてがこの空白の答えのために働きます。そうすると、「空白」が生まれる前までは考えもしなかったことを考え、感じもしなかったことを感じるようになるのです。
「空白」によるモヤモヤはスッキリしないでイヤなものですが、「ここのところモヤモヤしてて・・・」というお悩みを持ってる方にお会いすると、その方は今大きな進化を遂げようとしていらっしゃるんだと感じ、とても応援したくなります!
「わからない」を大事にしよう
ここまで書いてきたら、表題の「わからない」を怖がらない件というのもご理解頂けるかと思います。怖がらないどころか、「わからない」を大事にしたいくらいです。
ヒトは生きていくうえで、心地よい状態ばかりがよいこととは限らないのです。「わからない」「モヤモヤする」そんな状態こそ、自分にとって大事なリソース(資源)なのです。