今年も梅しごとをしました。

2019年に初めてメダカのがっこうで梅干しづくりを教えて頂き、それからは同じ梅とお塩を取り寄せ注文をして自宅で1年分の梅干しづくりをするようになりました。

2019年は5キロ1セット(梅とお塩のセット)で教室で作ったのですが、もちろん1年は持たずに食べきってしまうので、市販(ネット)で無農薬の酵素梅干し(ファスティングのお客様に聞かれたらご紹介するアレです)を買って使っていました。

2020年、2021年は同じ5キロ1セットと、他の自然食品のお店の無農薬の梅とお塩の組み合わせで作りました。でも、なかなか無農薬の梅を手に入れるのは難しく、探すのにも手間がかかってしまったことから、今年は思い切ってメダカのがっこうの梅干しセットを2セット注文することにしました!

5キロ×2セットで10キロの梅!

届いた時はまだ一部の梅は青かったのが、梅しごとが出来る日まで廊下に置いておいたらとってもいい匂いが家じゅうに満ち溢れて♪♪

これは初めて自宅で梅しごとを始めた時に感動した「香り」で旬を味わう瞬間で、とてもよく覚えています。なので、今年もこの香りが楽しめたことで、いよいよ梅雨が始まり、夏が来るんだなぁというワクワクとともに実感しました!

届いた時の段ボール箱から出して、ひとつひとつヘタ?の部分をくり抜きます。漬ける樽もよく洗って乾燥させます。なので、1日で全部というのはちょっと難しいですね。今回も出来ることからやっておこうと思い、木曜日にヘタとりと樽洗いをし、翌日の金曜日に実際に梅干しをいれていく作業をしました。

シミのような点々は無農薬の梅ならでは。シミがあるものは薬効成分が強くとても良いそうです

一つ一つのヘタをとったくぼんでいるところにお塩をおいて、樽に並べていきます。一段並んだらお塩を100g、また一段梅を並べたらお塩を100g、と重ねていって、最後に残ったお塩を上からかけていきます。

入れ終わったら袋をしばって、上に重しの水の入った袋を乗せてフタをします。数日経ったら様子を見て、梅酢が挙がってきているのを確認~。土用明けの晴れ間に干すまではじっくりお塩が浸かっていくのを待っていきます。

 

こんな季節の手しごとをするようになったのも、ファスティングを通して「頭だけで考えて何事も解決する」ではなく、「心と体の声を聴いて、季節の旬や自然のうつりかわりを肌で感じていきたい」と思ったから。

アドラー心理学ベースのライフコーチングと、このようなオーガニックな食についてやファスティングや身体改善のことなど、全然関係ないことのように思われるかもしれませんが、 すべてに共通しているのは、自分の心と身体が喜ぶことを感じることで魂の成長につながるということ。

「感情・理性」「心・身体」「意識・無意識」それぞれ別ものに捉えられがちのものを、アドラー心理学では、それぞれ両方があってひとつの自分と捉えます(全体論)。

頭でっかちになりがちなコーチだからこそ、こうした季節の移ろいを感じ、手を動かして自分たちが口にするものを用意することが大切だと思っています♪

 

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ファスティングを通じて、普段の食事の食材との向き合い方もこんなに変わってきました。まさに「選ぶものが変わる」「生き方が変わる」きっかけになったのが、ファスティングだったといえると思います。

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