以前の毎週水曜朝8時発行の「湯本れいなのアドラー流勇気づけメール」でお届けした内容から抜粋します。

今日は、あるクライアントさまとのセッションで一緒にお話ししていた内容をシェアしたいと思います(ご本人に掲載のご了承を頂いております)。

そのクライアントさまは、夢の実現のために、時間もお金も手間もかけて、毎日努力を積み重ねていらっしゃいました。

その夢とは、とある職に就くことで、それはいつも募集があるものではありませんでした。

募集があるとしたらこの時期というタイミングはご存じだったので、そのタイミングになるまで、ご自身が出来ることを全力で頑張っていらっしゃいました。

が、今年はそのタイミングになっても募集がなく、勇気を出して直接問い合わせてみたら、今年は募集の予定はないとのこと・・・。

色々な事情で前職をお辞めになったタイミングでもあったことから、一気に色々なことが総崩れになったような心持ちにクライアントさまも湯本もなってしまいました。

よく「目標設定は具体的な方がいい」と言われますが、具体的に設定すればするほど、それが叶わないように思えるのが目に見えていて、「それがわかっているなら目標設定なんてやりたくなくない!」となるのもムリないですよね・・・。

 

でね

 

ここに未来実現の落とし穴があると思っています。

本当に望む未来を実現するのに「こうなっているとワクワクするなぁ」「こうなっている自分好きだなぁ」などの望む未来の自分のイメージは出来れば具体的に描けた方が絶対イイです!

でも、その描いた未来を実現するためのルート(方法)は、自分が思った通りとは限らない!のです。

よく「未来は描けたけど、それをどうやって叶えたらいいのかわかりません」というお悩みをお聞きします。

ぶっちゃけ、叶え方の正解は私たち人間にはわかりません。

人生の脚本を書いてくれてる神様しか知らないシークレットなんです(笑)。

だから、自分が思ってもみなかった偶然が重なって、たまたま行った場所、たまたまそこで知り合った人、などの絡みで出来上がった道筋の上に、ずっと思い描いていた未来のエッセンスが実現してくるというものだと思います。

私たちは預言者ではないので、正確に実現する日時や方法まで予測することは到底出来ないのです。

でも、ゴール設定をしっかりして、日々起こり続ける、偶然のように思える必然の出来事をひとつ一つ大事に観察して受けとめて「今ココ」を生き続けていくと、「アレ?!こういうこと?!」という感じで自分の想いがカタチになる瞬間がやってくる、というのが、「未来実現」の本質のように思います。

だから、もし設定した日時になっても望んでいた未来が叶っていなくても大丈夫。

「いつ」「どうやって」というのは神様にお任せして、「今ココ」を精一杯生き切ること。

それが私たちがやるべきコトなのではないかなと思います。

冒頭のクライアントさまが、今回のことで大きく凹みながらも、とあるネットで見た言葉がとても心に残ったそうです。

「理想を疑い、現実を信頼する」

同じことを言っているのではないかと思います。

要は「こうなって、こうなって、このゴールにたどり着く」という想い描いた通りに固執するのではなく、「今ココでやれること、向き合うことを精一杯行い、真剣に生き続ける」コトで、色々カタチは変わるかもしれないし、いつになるかわからないけれど、結果的に手に入る時がくる。

きっとどなたにも、これまでも起きてるでしょうし、これからだって経験されることと思います。

 

「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン

しあわせな人生実現コーチ 湯本レイナ

 

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