よくいただく質問に回答しますシリーズ、第1弾!「人と競争しないコツは?」

エッセンシャルな人生を送る女性が夢・想いをどんどん叶えていく「わたしらしい幸せ」ライフエディター湯本レイナです。

人と競争しないコツは?

今ココを感じてありのままに”失敗を楽しめる”オンラインサロン」では、月1ペースでアドラー心理学勉強会をオンラインで開催しています。先月の勉強会で「劣等感」「劣等コンプレックス」についての話題があり、人と比較して「自分はダメだなぁ」と感じたり、「どうせ自分なんか」と思ってしまいがちな状況について語りました。

先日の記事「人と比べないためには」にも書きましたが、人と比べることで「よし!自分の目標が作れたからもっと頑張っていこう!」と、それがバネになればよいですが、比較することで凹んで前に進めなくなってしまったら、それはそれでちょっと生きにくい。

人よりも優れていなければならない、という勝ち負けの土俵に常にいる人は、人と比較する傾向が強いと感じます。いわゆる「他人軸」で生きていると「自分軸」で生きるよりも人と比べて自分の立ち位置を確認しがちです。

そこで、「人生、勝ち負けはない」仮に勝ち負けを挑まれても「勝ち負けの土俵から自ら降りる」ことを意識するとイイね、ということを勉強会で仲間と深めました。

ただ、幼い頃から競争社会で育ち生きてきて大人になった人にとっては、「勝ち負けの土俵から降りる」「競争しない」ってどうすればいいんだろう?と迷ってしまうこともあるかと思います。

先日、コーチ仲間の眞鍋登喜子さんと都内のとあるお寺カフェにて、このテーマについて語りました。

やっぱりまずは「気付くこと」。そしてそんな自分も「いいこいいこ」してあげる=全部まるっと受け止めてあげる。それが大事なんだろうなと感じます。

「そうしたくない!」ということを意識すればするほどしてしまうもの。したくないことは、まずはその状態にキチンと気付いて、その背景にある自分の想い、マイルール、大切な価値観に向き合ってあげると、自然とニュートラルな自分に戻っていくことができます。

この「気付いて」「ニュートラルに戻る」は、まさにマインドフルネス瞑想で行うトレーニングです。ただ座っているだけで何の効果があるんだろう?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、集中力がつくもの、と思われる方もいるかもしれませんが、マインドフルネス瞑想の本質はそこにあると思っています。