「聴くこと」「健美食ファスティング」「マインドフルネス瞑想」でありのままに、着実に、自分らしい幸せ人生ストーリーを実現するお手伝いしています、ライフトークパートナー湯本レイナです。
「食」に注目するようになって最近感じることを今日は書きたいと思います。
「安いから買う」でイイんですか?
「安さ」を売りにするスーパー
ファスティングを始めてから、「”ちゃんと”食べない、”キチンと”食べる」をするようになり、デトックス&リセットされた身体に入れるもの(食べるもの)に気を遣うようになりました。
添加物を摂りたくない意識が高まったので、出来るだけスーパーのお惣菜に頼らず、ミールキットなどもほとんど頼まなくなりました(ミールキットのタレは原材料表示がなく、味も濃いので、これに子どもの舌が慣れてしまうのがコワイなと思ったので)。
とはいえ、ズボラで元料理ニガテ意識の高い私なので(笑)、手作りと言ってもカンタンに出来るものしか作らないのですけどね。生鮮食品を食材宅配や足りないものは近所のスーパーで買って、それをレシピを見つつ調理しています。
我が家の近くのチェーン系スーパーでは、あまり無農薬・有機野菜を置いてないのですが、足りない食材がある時には利用しています。日常的に利用しているお店ではあるのですが、毎度思うのは、自然食品を置いている店と比べて、このスーパーでは「安さ」を売りにしている。
よりキレイなものを、より安く、(売られているものの種類はさほど多いわけではないですが)品切れにならないように量は豊富に並べられている。
「食」について考えるようになり、有機栽培や無農薬栽培を頑張る農家さんのことを想うと、この「安さ」「キレイさ」「棚がスカスカにならないように並べる量」を見ると、本当にそれがいいのかなと思うことがよくあります。
買い物するとき「意識的」でありたい
「安さ」が強い力を持つと、有機栽培や無農薬栽培など手間ヒマかかって作られた野菜はどうしても高くて入るスキがないですし、「キレイさ」が求められると、同じ野菜でも少しでも形が揃っていなかったり見た目が悪かったりすると流通に乗らずに廃棄されたり、「棚スカスカを避けるために量を置く」と、廃棄前提でお店側は販売しているそうです。
これらはお店側がそうしているわけですが、要は消費者がそれ(安さ、キレイさ、棚に商品が豊富にある)を求めているから、なのですよね。
今日使う食材であれば、賞味期限の古いものから取ろうと心がけていますが、おそらく多くのお客さんは棚の後ろの方から取っていくかと思います。
重ね煮を学び、実践し、岡山の百姓屋敷わらの船越さんの話を聴いてから、野菜などの食材に対する気持ちが一層「感謝」でいっぱいになり、その食材を育ててくださった農家さんを応援したい気持ちが大きくなりました。
自分で野菜を育てることができない(していない)私たち消費者にとって出来ることは、育ててくれた農家さんがキチンとその手間ヒマに相当する経済的なリターンがあるように、消費していくことかなと思っていますし、その野菜たちの廃棄をなるべく少なく出来るように協力することかなと思っています。
私一人の行動では、流通が大きく変化するわけではないかと思いますが、時代の流れとともに「食べられるもの(食材)が自然の恵みで育ってくれたことに感謝の気持ち」「自然相手に恵みを育んでくれた農家さんの仕事に対する尊敬の気持ち」を、フツーにみんなが持てるようになっていったら、流通も小売りも変化していくんじゃないかなと。
以前、我が家がいつも食べている無農薬玄米農家さんの農家民宿に泊まった時に、ご主人がお米とともに育てているキュウリのハウスも案内してくれて「きゅうりは曲がってると出荷出来ないんだよ、身近な人で食べるか、残ったら廃棄するんだよ」と教えてくれました。
今はそのご主人の息子さんが後を継いでいるのですが、つい最近、お米の購入を仲介してくれていた団体から、農家さんから直接購入できると連絡を頂いたので、お米と同様に野菜も、しかも出荷出来ないと除けられたものを優先的に買わせてもらうことになりました。
私たちは食べたもので出来ています。その食べ物への感謝の気持ちをどのように行動で表すか。これからも考えていきたいと思います。