「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン:ライフトークパートナーの湯本レイナです。
2年前にファスティング(断食)と出会い、それまでだった毎日「食べること」はしてきたわけですが、ファスティングに出会って以降、普段の食事を格段に意識するようになりました。
1年前に健康美容食育指導士の学びを、そして今年に入ってから陰陽五行やマクロビオティック、漢方養生などについて学びを深めていくと、これまで「当たり前」にしていたことをそのまま続けることに疑問を持つようにもなりました。
その一つが、電気調理。
我が家はオール電化ではないので、お鍋やフライパンで加熱するときはガスの火を使っていますが、二世帯住宅になる前まで実家で使っていたものをそのまま置いて使っていたので、電子レンジも当たり前のように我が家の台所には置かれていました。
「電子レンジはあまり身体によくない」というのは聞いたことがあり、二世帯住宅になって自分が台所を任されるようになってからもあまり使っていなかったのですが、それでも「何かの時には使えないと困るから」と思うと手放す勇気がなかったというのも正直なところ。
もちろん、電子レンジの他にも、電子炊飯器や電子ケトル、ミキサーやフードプロセッサー、冷蔵庫などなど、我が家の台所にはお世話になってる電気製品がたくさんあり、「本来ならこうあるべき」という「正しい食べ方・調理の仕方」を完璧に実践するなら、電子レンジだけに睨みをきかせても仕方がないのですが、それでも優先順位をつけたら電子レンジの我が家での扱いを何とかしたいという気持ちになってきたのでした。
「手放す勇気がない」「でも手放したい」という葛藤する2人の自分。そのやり取りを俯瞰して、落としどころとして「一度、廊下の収納に”お蔵入り”させてみてはどう?」という提案をしてみました。台所の収納ではなく、季節のアイテムがしまわれてる収納にお蔵入りをさせてみる。それでしばらく様子を見て、大丈夫そうだったら本当に手放そうよ、と。
思い立ったら吉日!その日のうちに電子レンジのコンセントを抜いて移動させ、しばらく普段の生活をしてみました。
それから2ヶ月。
特に不便を感じることもなく、これまで電子レンジでしてきた「前の日のおかずの温め」なども、蒸し器で十分出来ることもわかり、それにも慣れてきました。たまに時間がない時に使えるようにとストックで買うレトルト品も、「電子レンジ調理」だけのものではなく「湯せん」も選べるものを買うようになりました。
そこで「もう手放しても大丈夫だね」と、これまで葛藤していた2人の自分が1つになって、無事に電子レンジを手放すことができました。
これまで当たり前だった生活を変えようとする時、その変化に対応できないかもと思う心配する自分と、それを敢えてやっていこうよ!と力強く前に進もうとする自分の葛藤に悩まされることがあるかもしれません。
そういう時には、今回のように「俯瞰して見る自分」「そこから落としどころを提案してあげる自分」を持つことができると、時間と共に問題が解決できることがあります。
何か新しく一歩を踏み出そうとする時の参考になれば幸いです。