以前の毎週水曜朝8時発行の「湯本れいなのアドラー流勇気づけメール」でお届けした内容から抜粋します。
今年6月に小5娘が学校の授業で左腕を骨折し、入院・全身麻酔の手術を行った時のこと。
「入院」「手術」というと大それたことのように感じていて、みんなにも「頑張って~!」と言われ、「手術」自体が大きな試練のように思っていました。
が、実際は、手術自体は、よほどの不測の事態が起きなければ、本人は麻酔で何も気付かずに無事に終わるもの。
それよりも、大変だったのは、手術後、ベッドに乗せられて病室に帰ってきた娘がうすらうすら意識が戻り、全身麻酔だったのでそのこと自体、親してはホッとしたものの、麻酔が切れ始めると激痛が本人を相当苦しめたことでした。
病室のベッドの上で痛みに耐えかねて大声だして暴れようとするけど、色々な機器に繋がれてるので、それが取れないように本人を落ち着けないとならなくて・・・。でも、親の私には、そばで「そうだね、痛いね・・」と
共感してあげることしかできない・・・。そんな時間が超絶長く感じました。
30分?1時間?位かけて、すこーしずつ痛み止めの点滴が効き始め、もう夜だったのと泣き疲れたのもあって、その後は寝てしまいました。
翌日の退院直前まで点滴で痛み止めを打ってもらってましたが、自宅に戻った午後、夕食後に服用した痛み止めの薬の効果が出るまでの間に点滴の効果が切れてきて、この日の夜も、手術後と同じくらい暴れて大泣きし、服用した薬の効果が徐々に表れると、泣き疲れてそのままの服装で寝てしまいました。
「この調子じゃ翌日登校はムリだな」と思い、連絡帳に休む旨を書いたのですが、食後服用の痛み止め薬は、点滴よりも効き始めは遅いけれども長持ちするようで、翌朝以降は酷い痛みはなく、本人の希望で退院翌日から学校へ行くことにしました。
その後は、激痛に苦しむことはなく日常が送れるようになりました。
痛みの他にも、左腕をずっと固定されているので、普段の生活でも右手しか使えません(利き手の骨折じゃなくて本当に良かった!)。手術翌日の退院日は、食べるのも着替えやお風呂も一人では難しい。
これまで洗濯物を畳んだり、お風呂を洗ったり、お皿を洗ったり、非常に助かるお手伝い要員の一人だった娘が、逆に新生児のように、今までなら自分で出来ることも手伝いが必要になり、一気に私の負担が急増し、私自身、入院・手術の疲れや食事も買ってきたモノが続いたこともあってか、気持ち的にも滞りを感じる瞬間がありました。
でも、退院の2週間後に控えている学校の宿泊行事には絶対行きたい!娘は、自分のことを自分で出来るようになっておきたくて、食事、トイレ、歯磨きなど、普段の生活を片手で試行錯誤し始め、ここ数日で、1人で着替えることも出来るようになり、1人でシャワーも出来るようになりました。(結果、7月頭の初めての宿泊行事へはギブスをしながら参加することができました!)
でね
これはどんなことにも言えるコト。「最初が一番大変。でも、どんどんラク(スムーズ)になる」
今回の骨折の件も、最初に学校から電話をもらった時は、親としてはケガの状況もわからず、どこに行けばいいのかもわからず、どう対処すべきかもわからず、1人暗闇の中で・・・、でも親として刻々と決断を迫られて・・・、という心理状態でその時が一番大変でした。
でも、救急搬送先で応急処置をしてもらい、翌日紹介書の病院に外来で診てもらい、治療の方針が決まり、入院・手術が決まり・・・、となると、あとはやるべきことをやって、完治まで時間が経つのを待つのみ。
気持ち的な余裕が全然違います!
身体のための食事改善も、そう。
今まで習慣化していた食の選択を変えるのは、最初は違和感と抵抗感を感じて「食べたい!」「でも我慢!」の葛藤の連続。
でも、コレも1カ月、2か月と続けていくうちに、それが「自分の日常」となっていき、身体もそれが快適と感じるようになるので、そうすると「忍耐!」「我慢!」ではなく、「自然な流れ」として受け入れられるように。
そうそう、ファスティングも、これまで何十回と経験してきた私も、やっぱり断食1日目が一番「食べたい」に襲われるもの。でも、3日目くらいになれば、空腹の心地よさと、ここで普通に食べたら身体が悲鳴を上げるのが目に見えるので、さほど「食べたい」に悩まされることはありません。
そう、何事も「最初が一番大変」なんです!
その時は、この大変さが永遠に続くのでは・・と不安や焦りで心が凹むのですが、大抵のことは、後から考えたら「あの時が一番大変だった」と思うものです。
だから
/
最初は強く意志を持つこと!
そして
周りの人に頼る勇気を持ち
たくさん支えてもらうこと!
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コレ、困難が現れたとき、上手く乗り越える秘訣かなと思います。
あなたが「大変だ!」と思うことにぶち当たった時のお役に立てれば幸いです。
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