血が不足している状態を漢方では「血虚」と言います。
血虚の自覚症状は、例えば以下のようなもの。(薬日本堂「漢方養生指導士養生総論」より抜粋)
- 顔色が白い
- 肌にツヤがない
- 乾燥肌
- 不安になりやすい
- 目が疲れやすい、視力の低下
- 爪が薄くてもろい
- 髪が細くてパサつく
- 立ちくらみ
- こむらがえり
- 物忘れしやすい
- 夢が多く熟眠できない
- コロコロ便の便秘
- 手足のしびれ
- 月経の色は薄くて、量は少ない
また、舌の状態で身体のことを見る「舌診」では、舌の表面に亀裂が入っている「裂紋(れつもん)」だったり、薄くて痩せている「痩薄(そうはく)」だったり。
また、貧血傾向であるかどうかは、あっかんべーをして、下まぶたの裏側(内側)がピンク色なら正常だけど、白っぽいようなら貧血気味だそうです。
わたしはいくつか当てはまるものがあり、自分では「血を見るのがニガテ」「血は薄い方だろうな」と思っていたところ、先日の献血で基準値に満たなかったことから「やっぱりな」という感じでした(笑)。
先日の献血での「血が薄い」判定は、献血基準で厳しめなので病気を疑うほどではない数値とスタッフの方からの言葉でしたが、血虚気味であるのは確かなので、気を付けていきたいことをシェアしたいと思いまーす!
注意したいこと
- 目や脳の使い過ぎ、夜更かしは禁物!
- 熱いお風呂や長風呂は、立ちくらみの原因になるので注意!
- 女性の場合、経血の量が多い、不正出血も血虚の原因になる。
食事の改善
- 黒い食材(身体をキレイにしてくれる)、赤い食材(身体の赤を補う)は、血を補うはたらきがあるので積極的に摂る。
- 甘みと酸味の食材を一緒に使う。
- 辛味の摂りすぎに注意。
- ドライフルーツやナッツ類など種や実のものを積極的に摂る。
オススメ食材
(↓漢方の視点より。マクロビの考え方とはまた異なります)
- 穀物/豆類=黒豆、黒米
- 動物性=烏骨鶏、羊肉、牛肉、豚肉、動物のレバー、赤身肉、牛乳、卵、豚足
- 魚介類=アナゴ、ナマコ、牡蠣、イカ、ウナギ、アワビ
- 野菜=ヒジキ、ほうれん草、人参、黒きくらげ、金針菜、のり、パプリカ
- フルーツ/木の実=レーズン、ライチ、黒胡麻、クルミ、落花生(皮つき)、かぼちゃの種
- 香辛料/調味料=黒糖、ローヤルゼリー
- 食薬=ナツメ、クコの実、松の実、リュウガン、スッポン、ゴマの実
運動
- 無理のない軽めの運動
- 座りながら出来る簡単な体操
- お風呂上がりのストレッチ
- ウォーキングなど
- 腕振り健康法
- 耳マッサージ法
「自分を変えたい」「望む未来を叶えたい」40代女性のための「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」が持てるようになるレッスン
ライフトークパートナーの湯本レイナ
ファスティングを通じて、普段の食事の食材との向き合い方もこんなに変わってきました。まさに「選ぶものが変わる」「生き方が変わる」きっかけになったのが、ファスティングだったといえると思います。
美味しいもの大好き!でも40過ぎたらそろそろ自分の身体もケアしてあげたい。そんな女性に「生き方が変わるファスティング(ミネラル断食)」をオススメします!詳細はこちら▼
ファスティングはしたことがある。でも、食生活自体を改善させたい!そんな方には「料理ニガテな方限定!身体よろこぶ食育講座」で、在宅時間が増えた今こそ、食生活を見直してみませんか?詳細はこちら▼